◯やってみたこと
・仕事中、頭痛(時々あるやつ)が来たので、ビタミンBサプリを半錠飲んで様子をみた
◯どうだったか
・なんと頭痛はその後消失
・いつもは放っておいても消えないが、ビタミンBを摂ることで消えた
◯考察
ビタミンBのおかげかどうかは確定ではないが、実際頭痛が消えたので可能性は高い。一度出現するとどんどん強くなるタイプの頭痛なので、これまではイブとかロキソニンで対処していたが、今日はビタミンBサプリだけで改善した。
頭痛は酸欠で起こる(超簡単メガビタミン入門2 より)という。脳を使う→酸素不足→頭痛、とのこと。深呼吸で改善しそうだが、それでは追いつかないという。
呼吸する酸素の43%は不飽和脂肪酸の酸化に使われるから、知的作業で酸欠になるそうだ。いまいちよくわからないが、ともかく「脳を休ませる」か「不飽和脂肪酸の自動酸化を防ぐ」ことができれば、酸素が増えて、頭痛が改善するらしい。
それには、ビタミンEが良い。ビタミンEは「抗酸化作用」があるため、効くそうだ。
…私が飲んだの、ビタミンBなんですけど?
というわけで私なりに考察。
ビタミンBは、エネルギー代謝で消費される。睡眠不足と睡眠時無呼吸症候群で交感神経優位になり回復どころか過度の疲労状態にあった体が、仕事というまた交感神経優位になる状況で脳の自律神経細胞が酸化、機能低下を起こした。それでも仕事しないといけないため、エネルギー産生のために更にビタミンB群が消費され、枯渇。エネルギーが作れないため、酸欠状態になり、頭痛が生じた。そこへビタミンBを投下することで、エネルギー生産が追いつき、症状が改善した。
また、頭痛が出るのは、いつも決まって昼頃なので、交感神経優位→休憩で頭痛が出る「脱緊張期」の頭痛でもある。
睡眠不足+睡眠時無呼吸症候群+仕事で交感神経優位→休憩時に副交感神経活動で血管拡張して、それによる頭痛(拍動に合わせて痛むこともこれを裏付ける)である可能性も高い。
しかし、この場合、ビタミンBで収まる機序の疼痛ではないため、血管拡張というよりは、午前中の仕事に対してエネルギー代謝が追いつかなくなり、頭痛が生じているものと考える。
つまり、睡眠が失敗して疲労しやすい身体で仕事をすると、過度にエネルギーが消費され、エネルギー代謝が追いつかなくなり(ここでビタミンBを更に大量消費)、結果ビタミンBが枯渇し、更にエネルギーが代謝できなくなり、頭痛が生じている。
これなら、仮眠でも頭痛が取れることの説明として
・交感神経活動が落ち着き、自律神経が回復する(神経細胞の酸欠からの改善)
・寝ることで脳のエネルギー消費が抑えられ、酸欠が改善
・副交感神経優位(血管拡張)になるのに疼痛が増強せず改善する理由としても、妥当
要は、エネルギー消費 > エネルギー生産 に傾いてしまうことで起こる。
疲労や仕事はエネルギー消費を増大させるし、ビタミン不足はエネルギー生産を減少させる。そこでより消費>生産が進み、頭痛が悪化していく流れ。
ならば、仮眠でエネルギー消費を抑えて、かつビタミンBでエネルギー生産を回復させることで、生産が消費に追いつき、症状が改善するというわけだ。
そういうことでいいですか?
今度頭痛がきたら、またビタミンBを試してみよう。
タンパク質摂取はいつもしているのでとりあえずビタミンBで鑑別。
◯結論
・仕事時に来る頭痛にはビタミンBが効く可能性が高い
◯行動
・頭痛がきたら、ビタミンBを飲んでみる。
・効かなかったら、また考える(ビタミンEを飲んでみるとか)