◯やってみたこと
・22時就寝、6時起床
◯どうだったか
・6時半にセットしたアラームが鳴る前に、熟睡感を伴って目覚めた
・アラームをセットしなかった、というより、セットする前に気がついたら寝てた
・瞑想もアイマスクもせず気がついたら寝てた
・日中は結構眠かった(なぜ?)
◯考察
以前に8時間睡眠したときの記録がこれ
◯どうだったか
・日中の目の開きかた、覚醒度、人への反応の良さ、明るさ、どれもいつもより良い
・普段も好調ではある(ように思っていた)が、やっぱり睡眠不足で機能低下してるのかもな、と思えるくらいに調子がいいのがわかる。
・昼まで働いても、疲れていない。(ここが一番感じる、明らかに違う)
この時はすでにビタミンサプリ飲んでいたけど、頻回に飲んでなかった。
昼まで働いても疲れない、というのが睡眠効果かビタミン効果か、このときは睡眠と考えていたけど、もしかしたらビタミン効果だったのかもしれない。実際6時間睡眠でもビタミン摂れば疲れてないので。
気になる点としては、日中眠かったということ。
8時間寝たのに、7時間寝た日より眠いってなんだ?
気になったこととしては
・アラームをセットする間もなく寝ている
・しかし熟睡感はあった
この2点。
まず、アラームをセットするまもなく寝ているので、明らかに睡眠不足があった節がある。布団に入った瞬間に気絶するかのように寝ているということだ。
ビタミンでエネルギー生産されていたため日中元気だったけど、身体や脳にとってはそれとは別に睡眠時間が必要ということだろうか。
私は睡眠を軽視してはいないし、むしろ人一倍重要視していたつもりが、ビタミンであまりに簡単に元気を維持できるものだから、少し雑になっていたというのは思い当たる。
また、睡眠時無呼吸が起きていた可能性も考える。8時間寝てはいたが、睡眠時無呼吸があると8時間睡眠なんてのは4時間睡眠しているようなものだ。なにせ息してないのだから身体は休まらない。
しかし、熟睡感があった。これはなんだろう。実は睡眠時無呼吸は起きてなかったのだろうか。これは考えてもわからない。確かめる方法はいびき、呼吸音を録音しておくくらいか。
ここから先の考察では、睡眠時無呼吸は起きていない前提とする。
総合的に考えると、まずアラームセットする間もなく寝るというのが割とイレギュラーなことなので、かなり「疲れていた」と捉える。「疲労感」はなかったが、「疲労」はしていた。ビタミンで日中ATPは溢れていたから気づかなかったが、その元気な分たくさん脳や目を使っていたため、「疲労」していたのだろう。
解釈が難しいことになってきた。
「疲労感」はATPで消せるが、「疲労」そのものは積み重なって溜まっている可能性がある。
「疲労」ってなんだ?というところに行き着く。疲労は、細胞に疲労因子というタンパク質が貯まることで起こる。疲労感は、それによる細胞の機能低下。
このあたりは梶本先生の本「すべての疲労は脳が原因」に書いてある。ちょっと再読してみよう。今ならまた解釈が変わってくるかもしれない。
基本的には7時間くらいの睡眠や瞑想で疲労物質を除去することができるが、睡眠不足だったり日中休まず頭を使うと、疲労物質はたくさん溜まるため、7時間の睡眠では除去しきれない。今回の結果をみると、8時間でも除去しきれなかった。
とすると、タンパク質とビタミンは摂りつつも、睡眠は必要ということだ。ビタミンではエネルギーは作れても疲労物質の除去はできない。
脳細胞が働いた結果生じるものの一つに、「アデノシン」がある。日中活動すると溜まり、寝ると減るやつ。一定量溜まると「眠気」が出てくるやつ。
このアデノシンがカフェインを摂るとマスキングされて眠気が取れるのは有名だ。しかし、マスキングなので、なくなっているわけではない。カフェインが切れるとまた眠気がどっと押し寄せる。
現象としては、ビタミンでも似たことが起きているのではないか。
エネルギーはあるから頭は働くし疲労感はないけど、そのせいで瞑想や睡眠をおざなりにしているため、アデノシンはいつも以上に溜まっている。それで、「疲労感はないけど眠気がある」という謎の状態になる。
納得はいく。ビタミン摂って元気でもアデノシンは溜まり続けるため、眠気は起こるというわけだ。
しかし、これなら解決策は簡単だ。
今まで通り、瞑想(仮眠)してアデノシン除去してやればいい。睡眠をちゃんととればいい。睡眠がアミロイドβ(アルツハイマー型認知症の原因のひとつ)を除去するとも言われている。
疲労感の有無に関わらず、アデノシンやアミロイドβは瞑想やしっかりした睡眠で除去する必要がある。
◯結論
「疲労感」がなくても瞑想や睡眠時間は必要