『株式投資と生活リズム』のブログ

バリュー投資と理想の生活習慣の追求

自分の投資感覚の話【暴落時の安心感はどこから得られるのか】

本は心の友という話。

 

株をやっていると、どうしても心理的に負けそうになることがある。

自信を持って持ち続けている銘柄に自信が持てなくなる場面。市場が暴落の場面で、株価が急落またはズルズルと下落すると、ストーリーは安全域内だと判断していても、大丈夫だと思っていても、心はどうしたって揺れる。そんな心を抑えつけてくれる、投資宇宙船自分号の錨となるもの。

 

それは、本。

 

昨今のイラン情勢、石油不足の不安煽りが連日マスコミから流れてくる。建築の仕事をしている知人が、今は仕事がなく暇しているという(資材不足で)話まで聞こえてくる。資材は本当にないのか?金利はまだ上がるのか?こんなことで不動産は死ぬのか?さらには半導体バブル(バブルなのか)も重なり、直接的に関係ない銘柄まで連れ安している、こんなのはチャンスでしかないのでは?しかし自分が見落としているだけの明らかなリスクが発生していて、まさにこれから健在化してくるから市場は売りの反応をしているのではないか。

そんなふうに心が揺れる。震度は3くらいだが、気持ちいいものではない。

そんな時に読む、心のお守りのような投資本が何冊かある。

 

「ハワード・マークス 投資で一番大切な20の教え」

「テンプルトン テンプルトン卿の流儀」

この2冊。揺さぶられている最中に読むと、冷静さを取り戻すことができる。

 

結局は「暴落悲観パニック売りは買い、連れ安は買い」ということだが、暴落というのはいつも新しい顔でやってきてこれまでのパターンが通用しないと思わせてくるため、「本当に買って良いのか⋯?」という葛藤は必ず生まれる。株価を下げる理由がもっともらしいものばかりだと感じるから、どうしたって買い向かうには勇気がいる。

暴落の事実として、ほとんどが長期化せず切り返す一方で、リーマンショックのように10-20年市場が回復しないことも過去にはあった、ということがある。

仮に暴落がこれからリーマンショック級になったとして、その際に自分ができることは、おそらく気絶だろう。PFの組み換えはチャレンジするかもしれないが、わからない。

暴落の初期、中盤で信用買いも使うから、暴落終盤(暴落中にはそれが終盤だとはわからない)にはそれを損切りさせられる可能性も想像できる。さすがに信用二階建てみたいないことはせず保証金率は高め(市場が50%下げても追証にならない)の行使になるだろうが、心がどうなるかはその時にならないと実際のところはわからない。

 

暴落への備えに対して、「ヘム 増配株投資」にも非常にイメージしやすい心構えについての章がある。考え方がとても性に合っており、よく読み返している。暴落時は基本的には買い向かい、リーマン級が来た場合は、乗り切るしかない。投資をやっているのだから、リスクはどうしたってある。

ただ、以前の自分と異なるのは信用は上げ場面では基本使わず、かつ暴落時に現物を売ることもほとんどない。トランプ関税、植田ショックの強烈な下げでも狼狽せず株をキープしていた(気がする)。リスクをリスクとわからず、ただ鈍感だっただけかもしれないが。投資家としての行動ベースでいうと、まあまあ良い方ではないかと思う。

 

コロナショックでは、コロナ禍の後に航空銘柄、ホテル業界が復活したように、暴落の直接の影響で「悲観の極み」にあった業種も、戻ってくることが経験として蓄積された。

「ウォール街に血が流れている時は最高の買い場」は真であり芯にしている。

ただ、回復してそれが儲けになるには、数年かかることがあるということは肝に銘じておく必要がある。コロナからの立ち直りは早かった。それ以上の強烈な長い暴落の場合、数カ月、2-3年の大ダメージは”耐え”なければならない。特にバリューのアンダーパフォームは、もはや必要経費くらいの感覚でいるべきだ。バリューの場合は相場平均よりはマシになると思いたいが、最近の自分のPFはあまりバリューでもないのでちゃんと食らう。そもそも今の半導体相場がキモすぎる。ただこのキモさはチャンスだと捉えて行動できれば、何よりの自信になるだろう。

ただ、どんな市場の動きに対してもベストアンサーで立ち向かい勝ち続けることを目指してはいけない。それは自分の知識・行動の限界を超えているし、そんなことができるのは株の神様だ。真似してはいけない。

 

そして、ここまで書いた内容を、自分は常に持ち続けて相場と向き合っているかというと、全くそうではない。簡単に忘れるし、思い出そうとしないことも多々ある。

それでも、本に戻れば思い出せるし、安心感を蘇らせてくれる。

 

本は、毎日読んでもいい。

気に入った同じ話に、ずっと触れていたい。

過去を振り返り、投資スタンスを考える【自分のエッジはどこにあるのか?】

最近、フォロワーに紹介されて読んだこの記事

note.com

 

五月氏など個人投資家たちの株式投資についての話し合いを文字起こししたものだが、感情を強めに刺激された。これを機に自分の投資スタイルを真剣に考えることとする。

 

気に入った話を抜粋

・株にかけた時間、経験が成績に跳ね返ってくる

・失敗の原因を自分の中に探しに行かないといけない

・やっぱり、結局はどれだけ「株キチガイ」になれるか⋯ですよね

・自分の熱量に最適化した投資スタンスをとっていく

「人より優れている部分」をどうすれば株に投影して収益に繋げられるか

・兼業は、自分のぬるさに対してリターンはここまでだなと、着実に儲かるために身の丈にあった投資をやっていくことも大事

・兼業で時間がないなら、業種なり分野なりのスペシャルになってみる。絞って、「そこだけは負けない」ってところまで持っていく。広げるとエッジは効かなくなるから絞る

予想をリターンに変えられるのって、マーケットしかない

 

 

予想をリターンに変えられるのって、マーケットしかない。

 

自分が株をやるのはこれが大きいのかもしれない。

 

ここから、自分を掘り下げていくこととする。

 

まず、今やっている仕事について触れてみる。仕事は、楽しくはやれている。人助けになるし、感謝されるやりがいのある仕事だと思う。

でも、最近よく考える。この業界は、頑張ってもお金にならない。休日に勉強しても、研修会に参加してスキルアップしても、お金はもらえない。給料は増えない。

新人のころはよかった。スキルアップしてできることが増えると、自信もついて仕事そのものが楽しくなった。それだけでやる価値があった。やりたくてやっていたし、やらないとという焦りのようなものもあって、バランスが良かった。

でも今は、ある程度のスキルを習得し、ある程度オートでこなせるようになり、仕事への熱意は以前ほどではない。それでも”相手のために”やったほうがいいこと、はたくさんある。あるが、やらないという選択をすることも増えた。”自分のために”ならないことに気づいてしまった。

過去に頑張りすぎて病気になり、それを機に頑張らないことを頑張るというスタイルにも変化し、家庭では子供ができて幸せを貰えている一方で自分の時間が限られてきて、自分の時間をどう使うか、ということを毎日のように考えるようになった。

色々なことが変わった。

 

仕事と時間についてまとめると

・仕事を頑張っても自分が幸せになれない

・残業より自分の時間が大事

・頑張った結果得られるものが弱すぎて頑張る気が起きない

・自分の時間はあまりに限られている

 

仕事は、安定した収入がある、福利厚生が良い、この辺りは満足している。しかしこのインフレの日本で、業界的に給料が全然上がらず、このままいくと10年後もそれなりの生活しかできず結局本当にやりたいことをやらずに人生が進み、身体は老化して良い体験ができない取り返しのつかない段階に入ってしまう。

インフレの恩恵を受けない仕事をしているのは、自分の選択の結果だ。嫌なら転職すればいい。でも⋯⋯。

というような考えはちらちらと頭の中を横切る。そういう時代なのだ。幸せになるために、変化に対応しないといけないと感じることが増えた。

 

今の仕事に文句を言いたいわけじゃない。むしろ感謝したいことも多い。とにかく、今は投資スタイルについて考えたいだけなので、株の話をしよう。

 

 

自分のエッジについて

「人より優れている部分」をどうすれば株に投影して収益に繋げられるか

 

これを深堀りしていくには、自分の性格と、これまで実際に”やってきたこと”が参考になるだろう。

 

性格、特徴:真面目、穏やか、優しめ、だらしない、HSP(繊細さん)、不安を感じやすい、深刻になりがち、健忘症グレーゾーン、面倒くさがり、スマホ依存、POIS(やっかいな持病)

 

好きなこと、得意なこと:整理整頓、幸せについて考えること、健康体調パフォーマンスを追求する(POISで調子悪い日が多いため)、運動(体調アップ、気分高揚のため)、科学的根拠、根拠なくてもやってみるの好き、ひとり時間、カフェ、読書、感想を書くこと、銘柄分析をブログにまとめること、ノートに書き散らすこと、資料をスライドにわかりやすくまとめること、絵を描くこと、ピアノ、人と会うなら1対1、一つを深く掘り下げること、レイアウトを考えること、漫画、小説(たまに)

 

嫌いなこと、苦手なこと:惰性と無駄(仕事の)、やってあたりまえという考え、他人に厳しい人、言葉や態度で人を傷つける人、きれいな部屋を維持すること、みんなでワイワイ、人混み、大きな音、面白い話をすること、雑談、マルチタスク、記憶力、マクロ統計データを利用すること、やったほうがいい面倒なことをコツコツやること(新聞を読む、記事をまとめてアイデアにするなど)、人に助けを求めること、迷惑をかけること

 

こんな感じか。投資に関係ないことも含めて思いつくまま挙げてみた。

ここから株のエッジになるものを抽出すると

【強み】

・よく読書する(好き)

・深堀りする(情報を見逃すのが不安で広めに情報集めにいく)

・書いたものを公表することを好きでしている(映画感想や銘柄分析、お気持ち表明など)

・休日の時間を株に使うことに苦痛がない

 

【弱み】

・面倒くさがりで行動しないことが多い

・POISの影響で、行動できないことが多々ある(非常にやっかい)

・社会人以降、インターネットに人生の時間のあまりに多くを奪われている

忘れる。とにかく忘れる(分析した銘柄の強み、ホールド理由なども忘れて売る)

・疲れる。途中で瞑想を挟むなどしないと2時間で頭がショートしてきて不調になる

 

孤独な株式投資の世界は、自分に向いていると思う。

一人が好きで、誰かに迷惑をかけるのを極端に避けがち。その点、株は一人でできて、すべて自分の責任で、失敗しても誰にも迷惑がかからず、内省すれば問題は終わりという素晴らしい世界。

さらには勉強、分析すればするほど収益となって返ってきて、その勉強や分析が苦痛ではないこと、これは明確なエッジと言える。

投資スタイルの方向性としては、分析が好き、かつ成績が現時点では指数を上回っていること、まだまだ成長できそうな実感があることから、ETF(投資信託)より個別銘柄で勝負、で良いだろう。そもそも楽しいからやりたい。家庭用で小額ETF積立もやってはいるが、それはそのまま継続する。

 

【バリューか、グロースか】

自分をバリュー寄りだと思っているが、そうでもない銘柄も結構ある。お気に入りの不動産銘柄とか。監視銘柄に入れたグロースは結構伸び続けたりしており、嗅覚は悪くない可能性はある。しかしギャンブルに思うので深堀りせず見てるだけ。

また、いまは相場が強いので何やっても勝てているだけという可能性はある。しかし負けた銘柄は負けたので、その分析は大事。

 

過去を少し振り返ってみる。

 

【負けた時はどんな負け方?】

見返してみたが、株を始めて5年間くらいは雰囲気でやっていたようだ。売買の記憶が全くないものもたくさんあった。

 

中国工業:プロパンガスボンベの最大手。従来の鉄ではなくプラスチック製ボンベを日本で初めて開発。軽く輸送も楽、これは間違いなくヒットするだろう、と思ったが業績は全く伸びず。業績、財務、PERなど投資の知識が全くなかった初期に手を出して、なんとなく負けて撤退した。ただ目の付け所は良かったと思う。

 

久世:

yama-maro.hatenablog.com

当時はいろいろ分析したつもりだったけど、今読み返すと大事な数字のところすら追いきれていない。増配弱いし、インバウンド頼りだし、伸び悩むし、明らかな強み、買いのポイントがない。他にもっといい銘柄あっただろうに、と今は思う。カタリスト何?

ヒストリカルPERと現PERの比較はよくするが、決定打にはならない。自分の分析手札の少なさから負けた感じ。今だったら、せめて自己資本比率が高ければ増配期待で⋯とも思うが、当時インバウンドくらいしか目立った成長期待が無い(なくはないが弱い)ので、他にもっといいのがあることから結局買わないだろう。

この銘柄から得られる教訓は、「分析したら買いたくなるけどちゃんと主力PFと比較して、主力に並ぶほど良いのかちゃんと立ち止まって検討すること」だろう。分析してなかったら買ってないし、その方がよかった。

試食(分析)しちゃったことであまり美味しくなくても買ってしまった的な失敗。サンクコスト効果(埋没費用効果) 、ザイオンス効果(単純接触効果)が働いた。せっかく調べたから、みたいな感じ。ストーリーが全然ぱっとしないのに買ってしまったという、よくない買い方だった。

 

フロンティアインターナショナル:

yama-maro.hatenablog.com

2022年の分析記事だが、おそろしいことがおそろしいテンションでたくさん書かれている。読み返していて、恥ずかしい⋯。

これを読むと、当時よりだいぶん成長したなあと実感する。有価証券報告書や決算説明資料、競合比較など最低限やっていてそれは良いのだが、企業側の予想を鵜呑みにしてやられたパターンのひとつ。

この銘柄から得られる教訓は、「特需に注意」、「企業予想を信じ込むのはリスクがある」、「楽観シナリオと、しんどいシナリオを用意しろ」、「市況に完全に振り回される系は怖い」ということ。

手痛い負けだったが、経験としては非常によかった。この失敗から特需(一時的な利益)に警戒するようになり、企業予想を鵜呑みにしなくなった。よくわからないものには手を出すな系でもある。(リアル広告系は市況もあり、競合も多く難しい)

 

この辺りから銘柄分析のレベルはそれなりの水準に上がってきたように思う。(久世は2024年だが⋯)

 

山洋電気:

yama-maro.hatenablog.com

yama-maro.hatenablog.com

2023年の分析。これは失敗というよりは成功例(自分の中では過去一番良かった)だが、この頃まだ自己資本比率、株主還元の目線が抜けていた。他にも物足りない所は多々あるが、割安さとストーリーの目の付け所はかなりよかった。株主還元意識してホールド続けることができていれば3倍株になっていた。(途中利確して枚数は少なくなっていたとは思うが)データセンター関連で業績が伸びたのはあるが、増配が株価を押し上げたと思う。

この銘柄で得られた教訓は、「増配は神」、「剰余金積み上げ、自己資本比率の高さは増配につながる」、「安定していてかつ今後テーマを感じるのに低PERは要チェック」あたりだろうか。

出来高は1日に10万株を切ることも多く、不人気な感じもよかった。

競合として、ニデック、オムロン、ミネベアミツミといったテーマ関連企業を知るきっかけにもなった。

銘柄分析100本ノックをこなすと、その企業の分析のみならず、業界を広く知ることにもなり、恩恵はかなり大きい。分析の質にはこだわりたいが、量のほうが大事。どんどんやるべきだと感じた。銘柄分析は1つやると10返ってくる。次に繋がる。

 

【投資スタイルはどうする?】

理想としては、山洋電気のような銘柄をとれると最高だ。再現性があり、ローリスクかつリターンも強い。後悔というか、強めの反省を得たので、次は逃さず持てる自信もある。

グロースの場合は、大きく増益して当然というのが織り込まれているのかいないのか、今でもよくわからない。どうしてもギャンブルになる。その辺の感覚をまだ掴めないし、塩漬けになることもあるのだが、相場のおかけかナンピン後大きく勝てることもあった。塩漬けなのは、ストーリーが大きく破綻しないから保持し続けて下で少し買い増しした結果となっており、まだ大怪我はしていない。だからこそ怖いというのはある。

一度ストーリー予想が外れ大きく下げた銘柄もあったが、その後回復するだろうというストーリーがすぐに浮かんで、この下げは戻すだろうと考え、ナンピンが成功したケースもある。的中せず沈んでいた未来もあったかもしれないが、その場合は大きな損切りになっていただろうか。

 

バリュー投資にかかわらずよく耳にするバフェットの投資手法は、資産力や情報力が全く違うので参考程度に留めているが、ナンピンできない買い方はするなというのは、その通りだと思っているし、売り買いに直接影響する重要な要素だ。下げた時に買い向かえないなら買うな、はピーター・リンチも言っていた。今のところはこのやり方はうまくいっている。

ただ、現実として、大きく下げた時にどうしても買い増したくない銘柄も過去にはあり、それを振り返ると、まだ雰囲気でやっているところがあるなと感じる。ぬるいやり方をしていると反省するところではある。自信ある銘柄は下げてもやっぱり買い増したくなるということもわかってきた。知識が経験として腑に落ちることが増えた。

これも相場が良いから、という要素は否定できないが、そんなことを言っていたらリスクをとれない。なので方針はこれで良い。

自信ある銘柄でも売ってしまいたくなるような下げが来た時、下げの力というのは強烈で、動けなくなる。歯を食いしばりながら買い増すかどうか、判断が極めて重要となる。致命的な見逃しに気づけるかどうかも重要だ。ここは経験と深堀り度合いによる。どうしたって深堀りが重要だ。

 

【忘れる】

深堀り分析は重要というのはそれはそうなのだが、分析したあとも重要で。

というもの、忘れるのだ。10時間くらいかけて作った自分の分析資料を、作った時は覚えていても、買って保持していると数ヶ月程度で、強みやらストーリーやら大事な持つ理由を忘れる。これには本当に困っている。

そこで、”環境調整”が必要となると考えている。

気持ちでは無理なのだ。いっときに強い気持ちがあっても、時間が経つとそれは弱くなるし、最悪その気持を思い出すこともなくやってはいけない行動をとることもある。

なので、”思い出す”ことができる環境にすることが、今後の成功にとって必要不可欠となると思っている。

 

株をやっていて、何を”思い出す”必要があるのか。

それは

・ストーリー、ホールド理由

・何をどう考えて今のポートフォリオにしているのかという理由(銘柄選別、そして資金比率)

主にこの2つ。

これが、こうしてブログをたまに開いた時になんとなく思い出すようでは全く足りず、常に目に入って、見ると思い出せる環境にしたい。

自分の特徴で「忘れる」ということが、投資行動にかなり影響することはすでにわかっている。逆エッジと言うべきか、「忘れる」は明確な欠点であり、自分に限ってはこの忘れることへの対応は必須なものだ。

 

紙に書いて貼るのが良いのか、エクセルなどにまとめておくのがいいのか、それは個人個人で向き不向きが異なるため、自分で考える必要がある。

私の場合は、エクセルだと見返さない可能性が高い。見返すことを忘れるからだ。

ただエクセルにまとめるのは便利なので、「投資分析エクセルを開く」という紙をトイレや机、壁に貼っておくのがいいかもしれない。

この辺の工夫は行動に直結し、成績に強く影響する。

 

やることが見えてきた。

思いついたことはどれも”時間がかかる”もので、どうしても先送りし続けがちだが、必要だとわかった時点で行動できる能力はあると信じたい。

「時間がかかる」、のではなく、「時間をかける」、のだ。そこは明確に強調しておきたい。時間をかけて、取り組む。それを、やる。

なんとなく触ってしまうスマホなんて1秒もみてる暇ない。Xでの情報収集は最近はかなり有用ではあるが、優先度の低いものは減らす必要がある。アカウントを調整しよう。TLには不要な誘惑や感情を想起させるものが多すぎる。

 

やることをまとめてみる。

□保有銘柄の分析内容を、それぞれA4用紙1枚でまとめる(Word)

 ストーリー、売るタイミング、決算日、決算で確認する事項なども記載する

□それを印刷して、壁に貼っておく

□ExcelでPF一覧と監視銘柄一覧作る。

 

これらは時短でうまくやろうとせず、時間かけてやっていい。これに時間をかける。

6月の目標にするか。週間目標に分割して、1日のやることリストにチャンクダウンさせて消化していこう。

8月は仕事と銘柄分析発表会で忙しくなる。それも逆算してやっていこう。

 

ひとつひとつやるしかない。すごい人たちはみんなやっている。やるべきことはわかっていて、あとはそれをやるかどうかだけ。

 

以上。

【株】1407 ウエストホールディングス 4/14決算分析【蓄電池】

1407 ウエストホールディングス

 

この銘柄のPOINT

・テーマ株。国策である再生エネルギー(太陽光)、そして蓄電池銘柄

・太陽光銘柄だったため、蓄電池銘柄としての知名度は高くない?(株探の概要にも書いてないくらい)

・蓄電池事業としては早めに事業拡大に舵を切った先行者側にいる

・蓄電池関連の利益が急増し、利益比率が全体の7割へ

・22年から株価は下降トレンド、25年からヨコヨコ停滞(チャンスっぽい)

・最高値6940円( 2021年11/19 PER 37)から、現在2239円と68%下落した価格

・4/14の決算から出来高を伴い株価急上昇

・PER  13.4(国策蓄電池テーマ株の中で低めの位置)

・国策関連銘柄なのでマルチプルもあがりそう?(期待)

・蓄電池だけで通期上方修正きそう(※後述)

・PERが切り上がれば更に株価上がる

・リスクとしては蓄電池事業は競合がどんどん増えてくることだが、蓄電・発電所は失敗すると火災になるので信頼と実績が優先され得る(コモディティではない)

 

業績の数字をざっと見

・売上は2021年が最高(太陽光メイン)だが、その後減少。しかし利益は上がってきている。

・利益率がかなり高い 2026年は20%超の予想

・売上は低下しても利益率高くなり純利益も増加傾向。増配率は高くないが増配。

・赤字がない。(とても良い)

 

営業CFは確保できているが、投資CFはかさみ続けているモデル。財務CFも増えており借金で動かしている普通の型。自己資本比率が重要だがどうか

 

自己資本比率は20-27%をうろうろ。最近も徐々に下がってきている⋯

が、これは蓄電池関連の事業拡大のためと思われる。

財務は一応、リスクあり。  

だが長年シクリカル要素もある太陽光でやってきて、それでも赤字なく2020年あたりからは自己資本比率も高めてきている。マネジメントはしっかり行われていそう。ここまでの数字でみると、ここは大きく評価できる。

 

月足チャート

ぱっとみると、とても美味しそうな形。

 

※要注意事項 下方修正を繰り返している

2021年から2025年の4年間、連続で”売上”が大きく下方修正されている。

”利益”も基本的には下方修正されているため、初回の通期予想は全くあてにならない。何か理由があるのか??

まずは下方修正されると思って見たほうがいい。

 

 

ここからはIR資料を元に深堀りしていく。

 

まずは、2Qの業績予想と実際が大きく異なったことの説明がIRで出た

純利益が-38.8%。これだけみるとめまいがするような下がり方だが、内容は実は悪くない。

4月から電源供給となる案件が多く400件もの発電所引渡しが3Q以降にずれ込むから2Qは未達、と。また、3Q以降では完成予定案件の資材確保、配送物流費が嵩んだことで更に利益を圧迫し、合計5.4億円の営業利益未達。

この未達分は、ずれ込んだだけであり、かつ完成在庫400件が確保されているため下半期で埋め合わせ可能で通期は据え置きと。いつもは6-9月ごろに下方修正してくるため、現時点ではなんとも言えない。

この400件は受注在庫としてはどの程度なのか、十分多いのか例年程度なのか。

 

過去の決算短信読んで、400件はどんな水準なのか、そして毎年の下方修正の理由を知る必要がある。

 

株価は、この発表を受けて急落したもののすぐ切り返し+10%の急騰
翌日も更に+約10%となり、評価されている様子。

 

短信を読んでいく。

 

株価が一瞬急落したのはよく読まずに、この部分をパッと見て反応したのだろうか。たしかに「S安か!?」と迅速な判断を迫られる数字ではある。

 

自己資本比率は23.5%で、前期比 -1%

もともと低い水準だが更に下げる。これも怖いが、今は蓄電池事業で優位に立つために投資が必要と考えてアクセルを踏んだのだと思われる。

これは発電所事業をずっとやってきているウエストホールディングスの強みを活かせる、いい判断のように思う。

 

配当変更無し

 

通期予想、変更なし。

この通期予想通りにいくなら、EPS +23.2%と大きく伸びる。

通期通りにいくなら。

(※下方修正の常習犯)

 

短信からみる業績の概要

国は2040年には国内の全電源構成に占める再生エネルギー比率を40-50%と設定している。火力発電がメインの日本で、大きなエネルギー転換となる。それには太陽光、蓄電池(そして原子力)の拡大が不可欠であり、拡大スピードも待ったなしとなっている。

この目標達成のために多くの企業が動いている。

そして更には昨今のイラン情勢による石油危機で、日本の石油依存の体質が更に意識された。各企業が電力不足の危機感を煽られ、自社に電力を、蓄電池を、という流れになっていることが考えられる。蓄電池銘柄には強烈な追い風になったと思われる。

 

太陽光発電所請負および開発事業がメインだったが、第三の柱として系統用蓄電所開発を営業資源を重点的に投入し、開発案件の推進を加速。

 

「系統用蓄電所」、とは。

ウエストホールディングスの蓄電所は、送配電網につながる。自社建物のとなりに蓄電池を作ってそこにその建物用の電気を貯める、という産業用蓄電池ではない。

ウエストホールディングスはでかい太陽光と蓄電池の発電”所”を作っている。

電気が必要な企業に蓄電池を提供するのではなく、”電力会社”や”投資家”に発電所を建てて売るというビジネスモデル。

ターゲットは把握しておくこと。

 

太陽光は昼にしか電力を作れないため、夜間に電力が不足する。それを、昼に作った電力をためておくために蓄電池を使う。これをセットで、売る。

 

業績に戻る。

①再生エネルギー事業

受注・施工とも順調、大型案件増加。ただし2026年4月からの供給案件多く、売上は先送り。(問題なし?)

 

②蓄電所事業

2025年8月から本格着手(最近のこと。これまで太陽光銘柄として見られていた)。

「想定を”大きく上回る”スピードで市場が拡大」し、申請件数は1000箇所を超えた。送配電会社と連携協議進めている。→需要爆発している。イラン情勢の影響もあるか。供給追いついていない。

早期の市場地位確立のために経営資源を集中投資(思い切った良い判断と思われる)。

そして売り切りではない、ストックビジネスの要素もある(後述)。

 

③省エネ事業

 

④電力事業

ウエスト自社で発電した電力を直接相手に売る、電力卸売もやっている。

売上は+31%と上がったが、営業利益が前期比-68.2%と激減している。(要チェック)

 

⑤メンテナンス事業

売った太陽光発電所のメンテナンスによる収益。発電所を売れば売るほどストック利益も増加する。良い。

施工件数の増加に伴い、今後も拡大が見込まれる。 売上 +3.7%、営業利益 +22.9%と、利益率の上昇を伴っている。

 

ここまでの売上高、営業利益の比率をグラフ化すると

蓄電所事業の収益効率の高さが見える。

再生エネルギーは今回営業損失となっている(利益先送りのため)こともあり、今期は蓄電所事業が売上では全体の20%に過ぎないが、営業利益では73%を稼いでいる。

そしてストック利益であるメンテナンス事業も利益率が高く、収益に大きく貢献していることがわかる。

 

 

財務に関して

資産の減少の主な要因は、完成工事未収入金が131.5億円減少した一方、現金及び預金が65億円、未成工事支出金35億円増加、土地3.9億円増加したことによる。

負債の減少の主な要因は、長期借入金が12.9億円減少、未払法人税等が6.5億円減少した一方、短期借入金が9.9億円増加、未成工事受入金4.4億円増加したことによるもの。

 

BS表でチェック

 

お金の流れは、未収入金(資産)や、未払金(負債)などあり、時間系列があるため留意。

 

PLチェック

販管費は特に増えていない。広告を打たずとも受注が増えている状況。

給料はどうだろう。四季報みてみると

2025年春号:年収665万円 従業員数368人

2026年春号:年収 745万円 従業員数352人

従業員ちょっと減ってる。でも給料はかなり上がっている。

受注一気に増えているので従業員減って大丈夫なのかという心配はある。ここが大きなボトルネックにならなければ良いが。

施工、完成ともとくに遅れているという報告はないため、順調と判断。ちなみに、施工は外注。(有価証券報告書より)

 

 

特別利益は特になし。

 

有価証券評価差額が+1.4億円。

為替換算調整勘定、+1億円。

けっこう大きい。

 

 

CFみてみる

減価償却費は13.7億円。(前期より+1.5億円)

のれんは1.6億円(前期+1億円)

 

売上債権は大きく減少。-138億円。これはBSでは完成工事未収入金にあたるか。

完成工事未収入金:245億円 → 114億円(▲13,148百万円の減少)

まだ受け取っていなかったお金が2Qでドカッと入金された。前期2025年の下期に蓄電所や非FTI発電所の引き渡しが集中して、売上は上がったが入金まだだった案件の代金が回収された、という感じになるか。

売上債権が131億円減り、そのまま現金が65億円増えた。

残りは借入返済などに充当した?

短期借入金:239億円 → 249億円(+10億円増加)

長期借入金:701億円 → 688億円(▲13億円減少)

合計:940億円 → 937億円(▲3億円しか減っていない)

 

131億円の回収資金は、借金返済ではない何かに使われている。

CFみてみる。

財務CFの内訳:

  • 長期借入:+104億円
  • 長期返済:▲111億円
  • 配当支払:▲26億円
  • 短期借入純増:▲3億円

古いローンを返しつつ、新しいローンを借りている。借金の総額は大きく変わらず。

 

まとめると2Qで売上債権回収して現金化された131億円は

① 未成工事支出金の増加(▲35億円) → 次の案件への先行投資

② 現金として保持(+66億円) → キャッシュの確保

③ 配当支払(▲26億円) → 株主還元

に使われている。

 

太陽光発電所などの固定資産は445億円。

発電所を建てるのには莫大なお金がかかるので、キャッシュだけでは事業拡大できない。借入金は仕方なし。不動産企業のようなビジネスモデルになっている。

 

剰余金は積み上がっており、現金も421億円と増えている。

 

まとめると、順調、と言えるだろう。

 

ここから決算説明資料(2025年8月期)をみていく。

ウエストは決算説明資料は年に1度この8月期にしか出さない。

 

概要から

以前は住宅建材商社だった。広島城天守閣の屋根瓦工事を受注するなど、信頼が高いことがうかがえる。

重要なところでは

1993年:耐震診断・補修事業

2005年:太陽光発電システム、オール電化展開

2012年:メガソーラーの企画・開発・施工を開始

2020年:非FIT発電所の開発開始

2024年:蓄電所事業開始

 

遍歴から耐震の信頼もあることがわかる。

 

主な子会社

エネルギーソリューション:メインの発電所事業

ビギン:太陽光発電の開発・物流

O&M:太陽光発電所のメンテナンス

WEST International(Thailand):タイ中心のASEANでのエネルギーソリューション(?)

グリーンパワー:電力の買取、卸売り

エナジー:非FIT発電所の系統連系協議、自己託送対応(?)

 

ターゲットについて

・発電事業所(中国電力など)

・小売電気事業所(東北電力など)

・最終需要家(アマゾン、グーグル、イズミ、無印良品など)

これらを、提携先の金融機関などから紹介されたり、土地情報を提供してもらったり。

 

具体的にどんなことをしているのか

昨今の電力消費爆増に対しての、電力調達の手段となる。

 

太陽光発電所:約75000ヶ所!3,000,000 kW

内訳は産業用ソーラーが最も多く、電力量も大きい。

総電力順に並べると

・産業用ソーラー:1,700,000 kW 14000ヶ所

・低圧発電所:500,000 kW 5500ヶ所

・高圧発電所 :450,000 kW 330ヶ所

・住宅用ソーラー:260,000 kW 53000件

 

ストック利益になるO&M受託数:8300ヶ所! 1,370,000 kW

 

kW数で言うと、太陽光発電の約45%がO&M(メンテナンス事業)に繋げられていることになる。

かなり良いのでは。この数字が良いかどうかは、競合比較が重要か。

 

これらのセグメント別売上高をみていく

 

この2025年8月期(通期)をグラフ化すると

 

2026年は

こうなり、蓄電所事業の伸びがうかがえる。(通期と短期の比較であり、また今期は売上先送りなので単純比較はできないが)

 

 

再生エネルギー事業の中でも、産業用太陽光(自家消費型)は着実な上昇トレンドだがやや停滞気味。

 

産業用太陽光(自家消費型)と非FIT発電所の違いについて

自家消費型:

・工場や商業施設の屋根にパネルを乗せて、そこで使う電気を自分で作る

・ウエストHDにとっては施工請負ビジネス(作って納品したら売上計上)

 

非FIT発電所:

・広い土地に大規模なパネルを建てて、電力市場や企業に直接売電する。

・ウエストHDにとっては開発して売るデベロッパービジネス(発電所ごと売却して売上計上)

 

※FITとは

FIT(Feed-in Tariff)=固定価格買取制度のこと。

国が「発電した電気を決まった高い値段で買い取りますよ」と保証する制度。太陽光バブルの頃の仕組み。このFITによる電力価格がどんどん下がってきているため、各社非FITを増やしている。

 

この非FITだが

販路は2社→6社へと大きく拡大しているものの、蓄電所事業に人員をシフトさせており、受注能力は大きく減少した。このままセグメント比率は蓄電所が増えて非FITが減っていくのだろう。なので非FITの売上高減少はマイナス要因ではないと捉える。

 

自社発電事業:

メガソーラーを建ててしっかり業績寄与。(売上は太陽光発電所、蓄電池発電所に次ぐ3番手だが、利益率は低く太陽光発電所、蓄電所、メンテナンスに次ぐ4番目となる)

 

海外事業:

大きく拡大。売上高 28億円(前期比 +38%)

 

メンテナンス事業(O&M):

受託容量は拡大傾向。1281 MW→1417KW(前期比+10%)

 

2026年8月期(今期の通期)は下期に大きく伸びる予想で

この通りで、EPS + 23.2%の予想。
4/14の2Q決算短信の時点では、「想定を”大きく上回る”スピードで市場が拡大」し、申請件数は1000箇所とある。

言い回しと数字からはどうみても上方修正案件と思われるが、マンパワー的に受注を捌ききれないフル稼働状態になっていないかということ、そして、※下方修正の常連、のため、この通期予想自体がかなり高めに設定してある可能性が高いことに留意。

市場拡大は強烈な追い風であることは間違いない。蓄電所にマンパワーを割いていることも、非FITがやや手薄になるとしてもそれを上回る利益になりかつ拡大幅が広いことを考えるとBetter。

 

これは2025年10月に発表されたデータのため、今期の蓄電所事業の内容をみると、通期での蓄電所売上180億円は、超えてきそうである。ただし※下方修正の常連

再エネ事業(自家消費形+非FIT)が230億円予想なので、2027年には非FITを抜いてセグメント比率1位になる可能性がかなり高い。

利益率は蓄電所事業のほうが高いため、利益の伸びも大きくなる算段となっている。

売上営業利益率

再エネ:13.8%

蓄電所:26.2%

 

 

前期(2025年8月期)における再生可能エネルギー事業と蓄電所事業の売上高営業利益率
再生可能エネルギー事業

 

(自家消費型産業用太陽光発電所請負 + 非FIT太陽光発電所開発・販売)

 

 

  • 売上高: 32,876百万円
  • 営業利益: 4,546百万円
  • 売上高営業利益率: 約13.8%

 

 

蓄電所事業

 

(系統用蓄電所の開発・販売)

 

 

 

  • 売上高: 5,711百万円
  • 営業利益: 1,498百万円
  • 売上高営業利益率: 約26.2%

 

3年予想を出していた(※)ため見てみると

再エネ比率を下げて蓄電所へ回している予想となっている。

再エネがあまり下がっていないため、甘そうではある。お金になる蓄電所捌くのに全力になってそんな余裕なくなりそうという予想。

 

2026年 +69%

2027年 +44% 

2028年 +37%

の予想。まあこれは誰もわからないので、軽い参考程度に。このくらい伸びるだろうという会社予想。

 

他に気になるのが

メンテナンス事業が全く伸びない予想。

なんで???

 

蓄電所運営も今後は事業化されてくる予定となっている。しかし伸びない予想?

省エネ事業の縮小とトントンになるということ?

 

なんだか当てにならない資料だ。数字がテキトーすぎる。数字の根拠の説明が欲しい。

利益率の良いストック利益なのに。「ストック利益のことあまり考えてません」と会社が方針を出していると捉えて良いのか。

 

蓄電所の将来戦略

2027年8月期から運転開始の蓄電池発電所、合計 1,000,000 kWと。

 

これまでのものが

太陽光発電所:約75000ヶ所 3,000,000 kW

・産業用ソーラー:1,700,000 kW 14000ヶ所

・低圧発電所:500,000 kW 5500ヶ所

・高圧発電所 :450,000 kW 330ヶ所

・住宅用ソーラー:260,000 kW 53000件

ストック利益になるO&M受託数:8300ヶ所 1,370,000 kW

なので、この蓄電所事業の規模の大きさがわかる。

これまでの太陽光発電所の発電電力の33%に匹敵する電力を、蓄電所はわずか2年程度で扱うことになる。急増どころではない、激増。

 

業績予想のポイントと将来戦略とあるが、まとめると業績の成長に関しては蓄電所次第、ということ。

太陽光は来期は-15%程度の見込み。

2027年→2028年は変わらないというのは楽観的すぎないか?蓄電所の拡大ペースを考えると、従業員数が減っていることも加味して、太陽光は更に削るしか無いと思うが、どうか。外注だからいけるのか?

資料には、人材確保についての記載は見つけられなかった。ウエストの戦略としては、人材増ではなく、あくまで人材シフト、だ。

ここでも、ちょっと計画が甘いように思える。

 

2025年の有価証券報告書にはこう記載がある。

 

「非FIT太陽光発電所開発事業におきましては、販路拡大に努めた結果、販売先は順調に増加いたしましたが、人員を中心とする半分近くの経営資源を蓄電所事業にシフトしたことにより、物件引渡件数が計画を大きく下回ることとなりま

 

した」
 
太陽光事業の売上高は、2024年→2025年で約-21.7%(約91億円)。
「人員減による売上減」はすでに始まっていて、会社側もその影響を織り込んだ実績を計上している。
もう一度3年計画をみてみる。

非FIT発電所開発
2025年    2026年    2027年    2028年 
18893百万円→13300百万円→11300百万円→11300百万円
 
人員を半分にしても(開発能力が下がる)、ある程度の売上を維持できる根拠として、有価証券報告書より
 
完成在庫がある:
非FIT事業ではすでに400件を超える完成済みの発電所在庫を保有している(3Q、4Qで引き渡し予定)。施工(人員が必要な工程)はすでに終わっており、あとは「引き渡すだけ」の物件が大量にあるため、人員が減っても下半期に売上を計上することが可能。(しかし2027年や2028年は?太陽光事業はこの予想の程度の減少で済むのか?)
 
施工体制の効率化:
人材シフトを機に、従来よりも「品質向上」と「効率的な施工体制」とを追求し、ある程度の規模を保った安定的な事業に育てる、という方針に転換している。(具体性がない)
 
太陽光はある程度の規模を保つ、とあるので、人材全振りではない。
とするなら、蓄電所の

2026年 +69%

2027年 +44% 

2028年 +37%

の予想は、ちょっと盛りすぎなようにも思う。特に人材をこれ以上減らさないであろう2028年は。

蓄電所施工の数をこなして効率化できてきて、同じ人材数でも施工数は増やせる、という予想もあるのだろうか。

この辺はわからないし予想しようがないため、考えても仕方がない。

鵜呑みにはできないな、という感じは強くある。

 

有価証券からは「既に中規模高圧蓄電所の開発案件数は、ウエストグループの成長を牽引するのに十分な水準に達しており、今年度10か所/約57億円の販売実績に対し、来年度は30か所/180億円の売上を見込んでおります。更には、より大規模な特別高圧蓄電所のパイプラインも着実に増加しつつあります。」とある。

単純計算すると蓄電所1件につき5.7億円の売上になる。

2025年は10件だった。2026年は目標30件と。いけるか。 

 

2026年2Q時点で、蓄電所の売上は30.5億円。数は5-6件の計算になる。

目標に対してかなり遅れているのでは?太陽光発電所と同じで、3Q、4Qにずれ込んでいると考えるのが妥当か。

非FIT太陽光が400件の完成在庫があるため、引き渡すだけになっている。蓄電所にパワーを割けるとするなら、いけるのか。

系統用蓄電所の電力申請件数(パイプライン)は1000ヶ所を超えており、将来の利益は積み上がってはいる。

が、こなせる数には限りがあり、それが予想より少なくなっている可能性はある。

問題はウエストがこの件について具体的なIRしてくれないこと。IRからわからないためどうしてもギャンブル要素が強い。

また、もっと大きい「特別高圧蓄電所」のパイプラインも増加、とある。これなら同じ件数だとしても売上は大きくなる。ただしこれは2027年8月期より順次運転開始の予定。

 

前期の決算説明資料からは

■ TMEIC(ティーマイク。東芝と三菱電機の合弁会社)との業務提携契約を締結。当面の蓄電システム、エネルギーマネジメントシステム、受変電設備を確保し、 開発用地の選定、電力申請、開発許認可等、集中的取り組み実施。短期間でパイプラインの大幅な拡充に成功 

とある。

 

2022年の決算説明資料みてみると

売上未達の原因に、送配電会社からの系統連系の回答の遅延、とある。

ここがごたつくと、豊富な需要を捌ききれないボトルネックになりうる。

申請件数が爆発的に増加してて、市況がいいから大丈夫、とはならない。

 

競合企業の資料をみてちょっと考える

 

まずはグリーンエナジーカンパニーの決算資料から

ここは8MWhの蓄電所を中心に作っている。

 

大まかな分析終了。

ここまでを踏まえて、現状の株価が割安かどうかを考える。

この銘柄のPOINT

◯ テーマ株。国策である再生エネルギー(太陽光)、そして蓄電池銘柄である

◯ 太陽光発電所銘柄だったため、蓄電池銘柄としての知名度は高くない

◯ 発電所事業企業としての実績、信頼がある

◯ 蓄電池事業としては早めに事業拡大に舵を切った先行者側にいる?

◯ 蓄電池関連の利益が急増し、利益比率が全体の7割へ(代わりに太陽光事業は縮小)

◎ 22年から株価は下降トレンド、25年からヨコヨコ停滞(チャンスっぽい)

◯ 最高値6940円( 2021年11/19 PER 37)から、現在2239円と68%下落した価格

◎ PER  13.4(国策蓄電池テーマ株としては低そう?)

◯ 国策関連銘柄なのでマルチプルもあがりそう。PER切り上がるか

・蓄電池だけで通期上方修正きそう、PER上がらなくても株価は上がる(※下方修正常習犯かつIR根拠弱い)

 

リスク

△  蓄電所申請件数が伸びていると報告はあるが、受注数の報告なし (IR微妙→メリットでもある) 

△  リスクとしては蓄電池事業は競合が増えてきそうということ(→長期保有よりはスイングがbetter?)

 

思いついた順に調べて書いただけの全くまとまりのない分析になったが、ウエストホールディングス全体像はこんな感じ。

 

余談だが、2025年は、半導体や防衛などテーマ株の上がり方がエグかった。マルチプルが上がるというのか、PER30〜40でもガンガンあがっていく。

海外の資金は実際にテーマ株に流れてくる、というのを見てきたので、2026年は素直に乗ってみるのも悪くないと感じている。

 

最後に、蓄電所がなぜテーマなのかの根拠となる資料をまとめる。

パワーエックスの決算説明資料が非常にわかりやすいため抜粋

まとめると、蓄電池の拡大必要性待ったなし、ということになる。

人口減るけど消費電力はどんどん増える、現状だと足りなくなる、さらに化石燃料の地政学的リスク→再エネと蓄電池はマスト。国の予算でも系統用蓄電池への支援継続、国による導入促進。

 

以上。

 

 

重要な追記

過去の下方修正の理由まとめ

まとめると

 

ここでわかる最も重要なリスクは「作れるはずの発電所が、許認可と系統連系の壁で作れない」問題。

2022年の電力系統連系回答の長期化、2023年の用地開発許認可の想定超の時間、いずれも自社努力で解決できない外部要因で、これが2022年・2023年の売上3割減の主因となっている。

蓄電所の開発は急増しており、送電網側がその豊富な案件を捌ききれないと大きな売上にならないことに留意。

2020年に入って全国で再エネの申請が殺到した結果、従来なら数ヶ月で返ってきていた電力会社の回答が、1年以上待たされるケースが急増した。送電網の空き容量が足りなくて「つなぐなら追加の変圧器を建ててください。工事まで○ヶ月かかります」という感じになったのだと思われる。ウエストが建設予定だった低圧の太陽光非FIT発電所がこの「回答待ち」で何ヶ月も止まり、完成引き渡し=売上計上ができなかった、というのが2022年の下方修正の一因となっている。

また、補助金云々も引っ掛かりになりうる。

 

あとは、需要変化。これは2024年に顕在化したもので、エネルギー価格急騰で一度盛り上がった自家消費太陽光の需要が剥落し、顧客が蓄電池や余剰売電を含む複合的な提案を求めるようになり、商談が長期化。

これについては、蓄電所事業にマンパワーを割いて対応、2025年は結果を出している。

ここでファブレスとして建設を外注している強みが生きる。

 

 

総合的に考えると、進捗は遅れて短期的に影響が出る可能性(加速にブレーキがかかる)はあるが、受注自体が極めて良好のため、中期的には問題なさそうな印象。少なくとも減益なんてことにはならないと思われる。

会社予想より伸びなくても、それなりの伸びは確保し、遅くても2027年には最高純利益を更新するだろう。PERを考えると、そこまでリスキーではないと思われる。

 

以上。

 

 

追記 5/9

株価が好調すぎる。怖いくらい。利確したくなるが、完全にテーマに乗って上昇している最中なので、ここは頭はくれてやるの精神でできるだけ引っ張る。ここで手放すと、過去からなにも学んでいないことになってしまう。

 

リスクについて

ポート(7047)のIRより(5/7発表)

やはり、総配電網の系統接続申請は非常に混雑しているようだ。

工事着手および完成時期の延期はもはや前提で考えたほうがよいだろう。ただ受注残高はこのまま増えるだろうから、中期でみて大きく伸びるということは変わらないと考える。赤字や減収ではなく、先延ばしになる可能性があるということ。リスクというほどのものでもないかもしれないが、業績が市場期待を下回る可能性があることは考えておく必要がある。

テーマに乗って簡単には降りず、かつ高すぎる期待からの暴落にも備える、そんなことが簡単に出来たら株の神様になれるので、ここは安値で買えた強みを活かしてリスクをとるシーン。

フィル・カンパニー 2026年1Q決算 分析

4/14、1Q決算を受けて株価は暴落。

簡単に分析。

 

結論から言うと、買い増せない。

ビジネスモデルは面白いが、それを活かし切る力がまだフィル・カンパニーにない、と感じた。

・大きく減益

・配当変更なし

・業績予想変更なし(※重要 後述)

 

(1)経営成績に関する説明

売上は上がったが、上昇幅は小さい。そして利益、総利益率は大きく低下。

利益率の高い”契約時の売上”が減少したため。

つまり、契約数が少なかったことが要因。

 

今期は何件だったのか

 

①請負

3件(前年同期が16件)。激減。

内訳はフィルパーク1件(前期6件)、ガレージハウス2件(前期10件)。

 

②開発

1件。受注残は12件。

 

表にすると 

今期(上)、前期(↓)

請負件数だけでなく、開発用の土地取得も進んでいない。

 

退職者出て、従業員は減った。

説明動画では2Qは125-130人にしたいとのこと。

この従業員数はかなり重要で、後述だが「前期4Qの最高受注を捌くのでいっぱいいっぱいいだったから、今期1Qは受注する余裕がなかった」と解釈される。

作業量が多くそれがボトルネックとなってしまっている。

管理者層の不足が挙げられている。つまり、大きく受注できてもそれを捌くのに人的資源をとられて次の受注を減らさざるを得ない状況にある。

これはよろしくない。

 

業績予想は据え置きとしているが、このままいくと下方修正の可能性が高いと考える。

「2Qで挽回したい」とのことだったので、つまり1Qは想定”外”の停滞だったということだろう。

仮に2Qで挽回できたとしても、その場合は受注が大きくなることが前提なので、そうなるとそれを捌くためにその先のどこかでまた受注が激減することが予想される。

となると、本当に業績予想据え置きでいいのか?という疑問は出てくる。

ただし問い合わせ件数は順調なので、需要はある。そこは良い。問題はそれを活かすマンパワーが不足していること。あと会社側が予想できていない。(前期の時点で、こうなることを説明するべきだった)

 

決算資料および、説明動画のQ&Aより

Q.日本郵政との取り組みは今後増加するのか?

A.

引き続き積極的に推進したい、と。

 

Q.請負受注減少は販売環境の悪化によるものではないか?

A.4Qのプロジェクト組成やパイプラインの刈り取りで、大部分はそこについて想定したもの。なので業績予想に変更はない。ただ、マクロ環境としては現状は当社に直接影響していることではないが、今後、建築材の調達が遅れなどが起こるやもしれません。その可能性は考えて経営マネジメントしていくべきと思う。

各部門の連携をちゃんとして、成約に結びつけるようにしたい。それは取り組んでいる。

 

※「パイプラインの刈り取り」とは?

不動産における「パイプラインの刈り取り」とは、不動産会社やデベロッパー、リート(REIT)などが、事前に確保・計画している「案件候補のリスト(パイプライン)」を、具体的な契約や販売(刈り取り)へと順次結びつけ、着実に利益を確定させることを指します。

 

 

Q.金融機関経由の問い合わせ数の割合は?

A.中計ではオンラインを強化するという方針だったが、昨年からは金融を強化することとしている。金融機関経由は全体の7割程度。

 

Q.今期の開発販売の件数の見込みは?

A.開発販売額が40億円。1件が平均5-6億円で、7-8件予定。

 

Q.6月末の人員数の目処は?

A.5月末が2Qの締めで、125−130人で計画。

 

これはフィル・カンパニー公式note、決算説明資料

note.philcompany.jp

↓内容

会社としては、このように説明しているが、これをどこまで信用するか。

そもそも前期受注が多すぎて次期が大幅に減るなんてこれまではなかった。

 

決算資料、説明会動画をみて、通期予想が下方修正される可能性が高いと考える。

 

企業側の業績予想据え置きを信じてフィルの株を買い向かうか?

今回の受注減少の理由と、業績据え置きとする理由の説得力にかけると感じた。問い合わせが多くても捌けていない。

 

現在のバリュエーション

PER 8.1、PBR 1.47

業績成長の予想からは安く見えるが、不動産テールリスクも織り込んだ評価と考えると、大きな割安にはなっていると思われる。ここからイラン石油危機による建築費高騰だって起こるだろうから、利益率の悪化はありそうで。(イランよりホルムズ海峡通過許可あり 4/17深夜発表 撤回の可能性もありまだ不透明)

1Qの失速が挽回しきれない可能性に加えて建築費高騰による利益率の低下を加味すると、業績据え置きはどうなのか?

業績予想を達成できないという予想も織り込まれていそうだ。

1Qの請負受注激減の理由を「前期で急増した受注のプロジェクト組成やパイプラインの刈り取り」というわかりにくい表現を使っていることも気になる。伸びたらブレーキをかけないといけないのであれば、これは評価できない。

 

結論:下方修正の可能性は低くはない。2Qの決算の結果をみて考える必要があるだろう。現状は買えない。

 

【ついについに】オーガズム後症候群(POIS)を大きく改善させることに成功【原因はまさかの】

POIS(オーガズム後症候群:Post Orgasmic Iliness Syndrome)

こいつさえなければ人生困ったことの8割は解決する。9割と言ってもいい。こいつがなければバリバリ働けるし、人にも優しくできるし何でも楽しめるしなんでもできてやる気があって人生を楽しめるけどこいつがあるせいで何もかもめちゃくちゃとにかくこいつのせいで何をどうやってもうまくいかない

 

自分にとってPOISはそういう存在で(多くのPOIS患者も同じと思う)、こいつをどうにかしたいと思って改善させるためにあがいて数年経つ。

そしてついに、sexしても、しかも3日連続でした今、何も症状を感じない。そんな時が来た。

興奮しているので結論から書く。

 

何をしたかというと

ファモチジン(一般的な胃薬でガスター10の成分。H2ブロッカー)を開始して1週間経過

亜鉛の漢方(ツムラ26番)、亜鉛サプリメントナイアシンサプリを開始して2週間経過

この2つ。

 

こうなった経緯を少し説明

POISと不安感、ムズムズ脚の相談でオーソモレキュラー(簡単に言うと薬による対症療法ではなく、栄養で疾患、症状を根本的に治すという医療)に精通する心療内科を受診した。

職場の健康診断の結果をみてもらうと、ALPが低値であることを指摘された。ALP低値→亜鉛が不足、という診断。ついでにLDH低値から、ナイアシン不足も疑われた。

亜鉛漢方と、亜鉛サプリ、ナイアシンの摂取を開始。ビタミンD(25OH)、フェリチンは十分なのでDの摂取終了(むしろ過剰)B群も過剰だったため一旦終了。

ついでに胃の症状(膨満感)があまりにきついことを相談。主治医がPOISを少し調べてくれて、自己免疫疾患の可能性がありフェキソフェナジンが効果あるということ、自分の胃の症状が強いことから、H2ブロッカーであるファモチジンを処方してくれた。H1ブロッカー(フェキソフェナジン)とH2ブロッカー(ファモチジン)の併用で強くアレルギー反応を抑えることができることがあるということもあり、内服を開始

過去にないほど効果があり、本日オーガズム後の症状を”感じない”。軽減というレベルではなく、つらい症状が”生じていない”という感じ。40分経過しても、症状が来ない。やる気に満ちてキラキラした感じは消えるが、これはオーガズムによる”普通”のプロラクチン増加やドーパミン低下によるものと思われる。突然インフルエンザ時のような倦怠感、ブレインフォグになったり胃が膨満したり不安感で頭がおかしくなったり直後に抗えない眠気がきたりは、全くない。

これにより3日連続のsexができた。まだ子供が欲しいので助かる。これまではPOISの症状があまりにきついので、怖くて辛くてsexができなかった。

POISは強烈なブレインフォグや自己肯定感の低下、家族の心理的安全性を脅かすようなイライラ、趣味が何も楽しくなくなって何もできなくなる等、日常生活に強く影響を及ぼしていた。こいつさえなければ普通の人生を送れるのに、と何度思ったか。

 

考察

2週間亜鉛漢方と亜鉛サプリを飲み続けて、亜鉛が足りてきたことで所々の症状(ムズムズ脚、不安感、イライラなど)が改善してきたのかもしれないし、ファモチジンによって(フェキソフェナジンも併用)アレルギー反応が強く抑えられたことで症状が出ないのかもしれないし、そのどちらも影響しているかもしれない。ナイアシンも関係しているのか?2ヶ月後くらいには再度血液データを測定する予定だが、それである程度数値として客観的に解釈できるだろう。

ファモチジンが良かったのか亜鉛が良かったのか区別はつかないが、あの急激な胃の膨満感や不安感、全身性のムズムズ脚症候群、が出ない。ので、ファモチジン(胃薬)によって胃の症状が減っただけとは思えない。胃だけではなく、脳から足まで、心身の全身の症状が改善している。

なので、やはりH2ブロッカーがアレルギー反応に効いた影響と考えるのが妥当だろう。

それか、亜鉛が十分に満たされてくると、ファモチジン関係なくこうなるのかもしれない。根底はこっちがかもしれない。亜鉛は心身にとって非常に重要で、一般的には欠乏すると味覚障害が起こる、くらいの認識だが、うつや不安にも関連することがわかっている。そして男性は欠乏しやすい。そしてナイアシン。欠乏するとこちらもうつや不安、イライラなどが出てくる。ナイアシンが満たされてきたおかげなのかもしれない。これまでもナイアシンは何度も試したが、いずれも効果は感じなかった。ただ、ここまで念入りに継続したことはなかった。

良かったのがナイアシンなのか、亜鉛なのか、ファモチジンなのか、それとも全部なのか。どれが影響しているのか区別したいが、今はどれでもいい。症状なく経過してくれればなんだっていい。

 

これまでは、アシュワガンダ、フェキソフェナジン、イブプロフェン(NSAIDS)、高用量ビタミンD、CBDなどを試してきてある程度症状改善を得られていたが、軽減の幅でいうと今回が圧倒的だった。先にも述べたが、軽減というより消失に近い感覚だ。

これまでPOIS患者の仲間と議論して、フェキソフェナジンやビタミンDを勧めたりしてきたが、人によっては効果がないということもあった。多種多様な経路で起きているというのはPOISCENTERという世界中のPOIS患者が情報交換する掲示板を見てもわかるし、論文でも様々な仮説が唱えられている。原因ははっきりしていない。

 

今回の症状改善の成功ケースの懸念としては、この改善が一時的である可能性がまだあること。これまでも最初は効いたけどその後なんだかイマイチな感じになることも多々あった。プラセボだったと思われることも何度もあった。

ただ、この症状のなさはプラセボではないと強く感じる。そのくらいの感動がある。

POISCENTERには亜鉛でPOISを卒業したという書き込みがあった。症状は自分のものとそっくりだった。

この投稿者の症状は「消化不良(膨満感)、集中力の低下、自尊心の低下、性格の変化、数日間の鬱状態、ニキビ、体重増加の困難、フケ」この内、自分に当てはまらないのは「フケ」のみで、他は驚くほど当てはまる。まさにそれで困っていた、というものばかりだ。

ポイントは亜鉛なのかもしれない。ファモチジンはシンプルに胃の膨満感を抑えてくれているだけなのかも。

 

とりあえず以上。まだまだ体調変化の評価を継続。

追記

1/18 時点

オーガズム後、もうPOISの症状は出なくなった。(これがどれほど嬉しいかPOIS経験者ならわかるだろう)

そして、日常的に機嫌が良くなった。脳が入れ替わったかのようだ。全く別人のように心が軽い。

また、人前で緊張して声が出にくくなる、どもりがちという「性格」と思っていた部分も同時に改善した。予想外で、最高に嬉しい結果となった。

 

機序は証明できないが、説明できる作用をもつものとしては「亜鉛」の効果が大きいのではないかと推察している。

その理由としては、亜鉛欠乏症の可能性を示唆する「ALP」が異常に低かったのがまず1点。これは健康診断の値を見ると、数年間基準値の下限(30ちょい)で、ずっと亜鉛が低かったのだと思われる。マグネシウムも反映されるが、マグネシウムは摂取していた。

また、亜鉛が欠乏すると「細胞を正常に作れなくなる」という現象が起こる。これは栄養士や薬剤師、もちろん医師も知っている既知な事実であり、DNA複製に大きく関わる。なので、体はこれが機能不全になり、精子を不完全なものとしてしか複製できず、それが繰り返され、精子が「異物」としてみなされアレルギー反応を起こすようになった、というのが今の私の仮説だ。

POISの症例報告では抗ヒスタミン薬が効果あるとされているものが多く報告されているが、結局は対症療法でしかない。オブリズマブという強めのIgE云々の薬で完治したという報告もあり、根治につながる可能性もあるらしいが、SNS掲示板を見た限り、それすら効果は限定的であるという感じだ。

私の亜鉛欠乏症説も、掲示板では亜鉛でPOISを卒業した人はいるが一部である。私の場合は亜鉛欠乏が原因だった可能性が高い(ファモチジンだけで治った可能性も否定(鑑別)はできない)。

最近出た報告では、抗ヒスタミン薬を6ヶ月服用し、投与中止後も症状再発がなかったという報告がある。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/iju5.70128

その論文の考察では「デスロラタジンの服用中止後に症状が消失した理由は不明です。デスロラタジン服用中に精液に対する耐性が高まった可能性が考えられますが、これはあくまでも推測に過ぎません。今後、同様の結果が報告されれば、この問題の解決に近づくことができると考えています。」と記載されている。

謎だらけだが、また抗ヒスタミン薬での治療が成功した報告である。自己免疫疾患である可能性は高め、と考える。

また、この結果を鵜呑みにせず、デスロラタジンを服用中に他の何かサプリを服用したとか、そんなことがあるのかもしれない。抗アレルギー薬で耐性が高まるなんとことあるのか??花粉症とか治るの??疑いつつみるのがいいと思っている。

個人的には、このデスロラタジンを内服してアレルギー反応による炎症を抑えることで炎症でやられて吸収不良を起こしていた胃腸も改善し、食事からの栄養摂取が十分となったことで栄養が満ちて(個人的には亜鉛と予想するが)、内服を終了しても再発しなかった、要は根治したという可能性を推したい。

これは、アトピー性皮膚炎の治療でステロイドを使用して炎症を抑えつつ、亜鉛で根本的に治療するという方法によく似ている。(アトピーについては後述)

 

なぜ精子前立腺液も含む”精液”かは不明)が突然アレルギー反応を起こすようになったのか、ということは常に疑問だ。自己免疫疾患だから、で終わらせるのは非常によろしくないと強く思う性分なので、ここが私的にはPOISの肝だと思っている。

「なぜ精子が抗原としてみなされるようになってしまうのか」。この疑問の答えとして、「亜鉛欠乏により精子が正常に複製されなくなったから」、というのが、私が現時点で支持する仮説だ。ちょっとDNAがおかしくなったもんだから体が精子精子ではなく異物としてみなしてしまうようになった、という説だ。また、支持といっても、過去の論文で亜鉛欠乏によるDNA複製不全で精子が抗原とみなされるというような考察をしているものはひとつもない(または見落としている)ので、一般的な考えではないのかもしれない。

しかし、この仮説の根拠には、亜鉛欠乏症の症状に「アレルギー」「創傷治癒遷延」「自己免疫疾患(≒アレルギー)」があること、細胞再生、DNA複製に”不可欠”であること、といった、亜鉛の機能が非常に論理的に組み立てられる、というのがある。

しかし先の論文のように、私も亜鉛だけではなく同時にナイアシンファモチジンを開始しているため、そもそも亜鉛ではなくファモチジン(加えて継続しているフェキソフェナジンによるH1ブロッカー、H2ブロッカー併用の相乗作用)の効果なのかもしれない。それは鑑別できていないので、否定しきれない。

しかし、ALPが異常に低かったこと、耐糖能異常(血糖値スパイクによる直後の抗いがたい眠気、その後の不安感、イライラ)が大きく軽減したこと、ムズムズ脚症候群の改善、そして性格が変わったかのように機嫌よくイライラせず不安や緊張を感じないようになったこと、など、亜鉛(+ナイアシン?)摂取により改善したとしか思えない良い変化が一斉に起きたことから、亜鉛の影響と考えるのが妥当だろう。

亜鉛酵素して、全身のあまりに多くのことに関わる。生殖機能は有名として、それ以外にインスリン分泌の調整、テストステロン生成、ドーパミン生成など、気分に関わるところにも非常に大きく関わっている。

 

ここからは、お気持ち表明を書き殴ることにする。思ったまま書き殴るので、後で消すかもしれない。

 

栄養医学で多くの低血糖精神疾患患者を治してきたマリヤ・クリニック院長の柏崎先生の書籍「新 低血糖症精神疾患治療の手引」という書籍には、亜鉛の項目で「亜鉛低血糖症の発症の基本的要因かもしれない」と記載がある。

私の常日頃の体調面の悩みとして、POIS以外にこの耐糖能異常があった。思えばPOISと同時に存在していた。昔はここまでひどくなかった。

この耐糖能異常が、ファモチジンで改善するとは思えない。常にある不安感とイライラが、ファモチジンで改善するとは、思えない。

やはり、亜鉛(+ナイアシン?)が機能することによって、これらが改善したのだと思う。亜鉛を勧めてくれた私の主治医に、次回聞いてみたいと思っている。

 

頭の中では、亜鉛欠乏と私の諸症状との関連はかなり明確に結びついているので、いつか図示して発信したいと思っているが、もう治ったので興味なくなって発信をやめるかもしれない。今は嬉しさで「この理論どう!?ねえ!」とハイテンションになっているのは否めない。これまでもメガビタミンを始めて試した際に起きた体調改善で似たような感じになった。あまりよくないとは思っている。

 

ちなみにだが、今回私のPOISを治すきっかけになった主治医は、POIS(オーガズム後症候群)を知らなかった。「こんな疾患があるんですね。調べてみましたが自己免疫疾患の可能性はあるけど不明、と。大変だったでしょう」というような声をかけてくれた。

以前にPOISによる胃の不調で胃カメラのために受診した胃腸科内科では「胃に炎症はなかったです。(オーガズム後症候群との関連については)それは知りません。わかりません。他の病院で聞いて下さい」と早く帰れという態度で一蹴された。科の違いや地域医療を担っているかどうか、医者の性格などまあ様々だが、困った時の病院選びというのは、極めて重要だと強く感じた。病院というか、医師個人という感じもする。

骨折した時に行く整形外科はどこでもいい、わけではなく当然腕がいい悪いで後遺症などその後の人生がガラッと変わるのは想像できるだろう。

また、骨折とは違って、なんだか治らない病気があってそれを抱えて生きている人は大勢いる。アトピー性皮膚炎など、自己免疫疾患を中心とする慢性疾患は特にそうだし、病気と診断されるほどではない愁訴もそうだ。もしかしたらADHDグレーゾーンとか、HSPの一部の特性とかもその一種なんじゃないかと思えてきた。私の不安障害のようなものもそうかもしれないし、あがり症は実際にそうだった。糖質を食べたら一気に不調になるのもそう。原因は不明、だけど体はそうなっている、治す方法がわからない、というもの。

これらの経験から、「なんか治らなくて、世間では体質のせいと諦められ対症療法しかなくて、困っている」という愁訴を抱える人は、まず「栄養」が不足していないかを”ちゃんと”検査、考察して、鑑別するのが大事だと思うようになった。

ビタミンやらミネラルやらを人の何倍も意識していた私ですら、自分が亜鉛不足であるとはこれまでまったく思っていなかった。肉もたくさん食べていたし、何より亜鉛サプリもちょこちょこ摂っていたからだ。なので、主治医に亜鉛が不足してそうと言われたときは、「亜鉛不足??サプリもたまに摂ってるくらいなんですが」、と驚きと軽い反発のようなものを口に出した。それに対し主治医は「サプリ摂っててもこの数値なので、かなり低いですね」と冷静に説明してくれた。

亜鉛不足??なんで⋯?しかも血清亜鉛の数値なんてどこにも書いてないし、何をみて⋯?と思った。そしてそこで、ALPが亜鉛を反映するのだと知った。

その裏付けが欲しくて、亜鉛についての書籍を読んだ。「亜鉛の機能と健康」というクソ真面目な本だ。トランスポーターやらチャネルやらのミクロなことから、実際に多くの亜鉛欠乏症(亜鉛欠乏が疑われ、亜鉛投与後に症状が改善した患者)をみてきた医師の分析や考察が書いてある本だった。すると、書いてあった。欠乏症を疑う際にはALPを見ると。そしてまた、血清亜鉛とALPには基準値が通用せず当てにならない(数値は基準値内むしろ高めのこともあるが症状から亜鉛欠乏症を疑い亜鉛投与したら治った患者)ことが多いという、非常に重要なことなども書かれていた。これは多くの医師も知らないことだろう。そもそも亜鉛欠乏症を見逃してしまって、疑うことすら難しいのだ。

栄養医学で推奨するALP(上二枚)と、私のALP値(基準値範囲にも注目)

ALPは「38〜113」が基準値だ。私は39。低い。

そして栄養で人を治す病院の推奨値は、130以上、または200。つまり130未満は低値という扱いになっている。ALPが130だと、なんと基準値より高い。

つまりALP活性に必要な酵素である「亜鉛」と「マグネシウム」の観点で見ると、基準値内どころかHigh↑であることすら亜鉛またはマグネシウムの欠乏を疑うということになる。健康診断の基準値38〜113は、あくまで肝臓をみており、基準値内であれば「肝臓的に大きな問題は隠れていない」という判断に使われる。しかし栄養医学的にはこの基準値は全く意味をなさない。むしろ邪魔ですらある。「基準値内だから大丈夫」と誘導されるからだ。

 

見逃されやすい、といえば、私の親も「特発性正常圧水頭症」で最近手術を受けた。まずこの病気である可能性が疑われたのは偶然で、病院へ行っても困った症状が治らないまま、何度か変えた病院の先生が母の脳MRIを見て、「水頭症かもしれない」と。そこで初めて可能性を示唆された。

しかしそこからも道のりは平坦ではなかった。地元の医師は母の精神症状はこの病気のせいではない、と言ってきた。典型的な症状ではないから、と。脳はガイドライン通りの水頭症の特徴を満たしているにも関わらず、だ。私は懐疑的だった。また、その医師はガイドラインにある”水抜き治療”をやって効果がなかったから、とも言っていた。「治る人はこれで結構変わるんです」、と。しかしガイドラインには「水抜きをしても症状が軽減しない患者も、持続的に抜き続ける手術をすると症状が改善する場合もあるため、水抜きで効果ないからといって病気を否定できないため注意」としっかり書いてある。それを医師に説明するが、あいまいな感じで否定され続ける。とくに「典型的ではないから」と繰り返していた。

そこで心が折れかけたが、諦めずに動き続けた。そして、市内を出て、もう少し経験が豊富そうな病院へ相談した。(地元の病院も、地元では治療件数が多いという話で紹介された病院だった)結果、「これは水頭症と考えて動いていいと思います」と返事言われた。また、水抜きも再度試したが、その際は「少し効果がありました。手術を否定するものではありません」と言われた。

病院選び(医師選び)は極めて重要だ。また、何より疾患を自分が勉強しておくことも重要だ。私がガイドラインを読んだり食い下がらなければその地元の病院で原因不明のまま治療は終了だった。今頃もっとひどいことになっていた可能性は高い。

また、母の症状がひどいもので、不足していそうなサプリをいくつか継続して飲ませるようにした。すると、不穏症状が大きく改善した。試したのはマグネシウムビタミンDだ。そのサプリが効いたのか、季節性(夏だったが)や環境が変化したことで落ち着いたのかはわからない。しかし、そのサプリを開始したタイミングで、不穏は落ち着き、笑顔が見られるようになった、といい変化をしたことは事実だ。しかし私には強いバイアスがかかっているため、これはなんとも言えない。

 

その辺の病院に行っても治らない、となると、あとは何ができる?そこで栄養状態は”ちゃんと”みてもらったのか?

栄養をちゃんとみる必要があるのは、そこに治る可能性があるからだ。しかし「馬を水辺まで連れて行っても水を飲むかどうかは馬次第」というようなことわざがどこかの国にあるように、情報を提示しても信じて実行するかどうかはその人次第だ。ずっと困ってきたのにもかかわらず「栄養が足りてないはずがない、サプリは試した、血液データも基準値内だ!」という人もいる。しかし、栄養不足が原因で生じる症状を持つ患者の多くは「血液データは基準値内」なのだ。だからその辺の病院では原因がみつからない。大丈夫、と言われる。そういう世界なのだ。

 

疲れやすさと集中力の持たなさから始まってビタミン不足を知り、食事後の強烈な眠気から低血糖の可能性を考え書籍をたくさん読み、機能性低血糖の存在を知り、糖質制限にたどり着き、オーガズム後の不調をふとネットで調べた際にPOISを知り(Wikipediaとかだった)、そこから論文を読み、あまりに様々なことを試して、その間も勉強を続けて(努力的ではなく、当たり前のようにできたのが大きかった)、オーソモレキュラーを知り、ビタミンDにたどり着き、そこから少し時間を経てオーソモレキュラーを実践する病院受診を決意し、POIS改善のきっかけとなる亜鉛にたどり着いた。

諦めていたら今も苦しんでいただろう。諦めずにもがいて、結果が出た、という例となったと思う。

 

今回の考察に極めて有用だった2冊の書籍

 

読んだ本を追加。

特に、左上の「アトピーが消えた、亜鉛で治った」は皮膚科の先生が出した書籍なのだが、極めて良書であると感じた。2002年の本なので一部内容が古いが、アトピーなのに亜鉛検査も亜鉛欠乏疑いもされたことがない人は、一読する価値がある。一読する価値というよりも、必読だろうと思う。娘さんがアトピーで困っていて治療法を探し続けていたという経緯や、皮膚科で何人も亜鉛アトピーを治療(ステロイド免疫抑制剤による対症療法ではなく、ステロイドで症状緩和はしつつ、亜鉛補充で根治させるというもの)してきている実績、論文で報告している実績、更にマウスでの亜鉛欠乏食実験の実績(これがまた非常に面白い)もあるため、非常に納得できて信頼性があると強く感じた。

アトピーとオーガズム後症候群になんの関係が?と思う人もいるかもしれないが、私的には亜鉛欠乏による細胞再生異常が皮膚に出たらアトピーになり、精子に出たらオーガズム後症候群になるという認識なので、非常に密接に関わっていると考えている。

思えば私は高校生のときからケロイド体質で、ニキビが多くてそれが胸にもできて、潰れるとあとがケロイド状に残るという”体質”だった。このころから亜鉛不足だったのかもしれない。遺伝子なのか、親の亜鉛欠乏を継いでしまったのか、食生活が影響したのかはわからない。

ちなみに、母のALPは先日の血液検査で61だった。栄養医学的にはがっつり亜鉛不足である。(マグネシウムは数カ月前から飲んでもらっている)なので亜鉛を足した。効果を期待したいが、脳そのものがすでに萎縮していたり、アルツハイマー合併も診断されているので、期待薄だと考えている。アルツハイマー亜鉛不足との関連は言われているが、どうだろう。結果をみるしかない。効果あれば嬉しいなあ。

ちなみに、上記の「亜鉛の機能と健康」や「アトピーが消えた、亜鉛で治った」には脳の海馬(短期記憶を司る)に、多くの亜鉛が含まれるという記載がある。

亜鉛と海馬と関係 非常に重要な情報のように思うが、誰も知らないだろう

海馬は記憶、というのは多くの人が知っているが、海馬は扁桃体にブレーキをかける役割も担っている。つまり、海馬が機能しないと、不安を抑えられなくなる

亜鉛を摂取してから私のあがり症、社交不安障害が大きく軽減したのは、これが要因ではないかと推察している。あとは、私は仕事に支障が出るほど記憶力が悪い。これも海馬の機能低下の影響ではないかと、今は考えている(そして亜鉛による改善を期待している)。改善を感じたら追加で報告したい。

 

また、私の奥さんはアトピー性皮膚炎でずっと皮膚科に通っているが、亜鉛という単語は出てきたことがないと言っていた。さっそく自宅で亜鉛補充を開始した。仮に効果がなくても亜鉛サプリに害はないので特に気にすることもない。(過剰摂取で吐き気が出るくらい。あとは銅と拮抗するためそこだけ注意)

結果が楽しみだ。またブログにでも追記しようと思う。

iphone SE 2から乗り換える

iphone SE 2を買い替えるかどうかを書いて考える。

 

なぜ悩んでいるか

・AirPods pro(初代)が壊れたので、ついでにいい機会と思った

・処理が遅いのが気になる(Chromeやpixivうごイラでスマホが止まったりする)

・カメラがしょぼい ポートレート機能がない

・バッテリー持たなすぎ

 

気をつけるポイント

・そもそも脱スマホ生活がしたいので、使いにくいくらいで丁度いい

・処理速度遅いのは不便に感じる。それで使わなくなるなら良いがそうはならなかった

 (iphone11はSE2と処理性能同じなので、買うなら12以降)

・バッテリー持たないも不便だが、モバイルバッテリーでなんとでもなっている(不便ではある)しかし長年使うとバッテリー低下はiPhone11-13あったりだとどの機種でも相当劣化するので、あまり重視しても意味がない可能性が高い。そもそも脱スマホでスクリーンタイムはかなり削る前提で買う。

 

重視したいこと

・軽いのがいい(外を走るときにポケットでドサドサ揺れるのがかなりストレス)

→12miniか、13miniが良い

・タッチ時の反応の良さ →SE 2はかなりひどくて誤字だらけになることが多い

 

気にならない点

・処理速度 →ゲーム、動画編集をしないので12miniで問題なし

・画面の大きさ →iPhoneで動画は見ない。PDFはipadかPCで読む→ 小さくて良い。

・5G非対応 → 12miniも13miniも5G対応 

・値段 → にこスマ 128GB 12mini(38000円) 13mini(54000〜61000円)

・状態 →ランクBで良い

・カメラ → SE 2は不満大きい。12miniや13miniならどちらも及第点。シネマモードなどは結構楽しそうだが、重視はしない。撮った動画をほとんど見返さないという事実がある。つまり12miniで良い。

 

ここまでで思ったことをまとめる

iPhoneは毎日使うもので、お金をかける価値がある。⋯が!!

スマホなのだ。重要なのはスマホを最低限に快適に使う生活。特にネットを長く見る想定は論外。動画が〜バッテリーが〜とかスマホに時間売りすぎです。(はい)

このWi-Fi時代に4Gか5Gかで迷うこともなく不便も感じない。4G対応終了する頃にはiPhoneも買い替えるだろう。

大きさはある程度大きい方が何かと便利だが、そうなると重くなり、走りずらい。スマホなしで走ることも多いが、どうしてもあったほうが便利という場面も多かった。

つまり、軽くて、無駄に高くないものがベスト。

 

価格(にこスマ)

iphone 12mini 128GB:にこスマで37400円。許容範囲。

iphone 13mini 128GB:にこスマで53500円。12miniより17000円高

 

結論:12miniを買う

13miniにせず浮いた17000円は、将来のバッテリー交換に回せばよい。

 

朝の不安感の原因は??

朝、起きるとなんだか不安な感じだったり、イライラしやすかったりする。

非POIS時でもなる。前日に糖質と多く摂るとなりやすい気がしている。

そして、その不安感や、胃の窮屈な感じ、イライラ感は、職場に到着して30分程度すると消失し、体がぽかぽかしてくる。

このぽかぽかは大変気分が良くて、最初はCBDが効いてきてそうなっていると思っていたが、CBDを摂らなくてもなることがわかっている。

 

この不調の原因と、それが改善するのは何が関わっているのか、いくつか試して考察してみた。

 

まず仮説としては

・POIS

低血糖

・食事が関連(カロリーが燃えている??)

・起床から一定の時間経過によるホメオスタシス的ななにか

・運動によるもの

セロトニン低下

コルチゾール分泌

・交感神経

ビタミンD

・CBD依存形成からの離脱症状

このあたりを疑って、評価、考察した。

 

結果

まず、POISは時期がずれてもなることから否定的。

低血糖は、少しある。まず起きると血糖値59とかだったりする。そして起きて糖質少し摂るとある程度改善する。が、ぽかぽかまではしない。なので、ある程度関連している。

食事については、時間帯を変えることである程度関連性が見えた。結論、関係なさそう。食事をしてする出発する日と、食事後1時間してから出発する日、どちらも体がぽかぽかしてくるのは、職場について30分程度してからというのは共通だった。つまり、食事からの時間経過ではない。それなら食後1時間してからの場合は自宅でぽかぽかしてこないとおかしいから。同時に、起床時間からの時間経過が原因でもない。

次に、運動。これは評価が難しいが、おそらく違う。というもの、自宅でフィットネスバイクを漕いでから30分たっても、この不快感は消えないことがあり、むしろ胃が不調になることも多いから。自宅から職場までは走ることが多く、運動の可能性は強めに疑っていたが、少なくとも有酸素運動単体では、結果としては否定的だった。

次に、セロトニン説。これが最も可能性が高い。通勤は必ず外に出るため、その10−15分の間にセロトニンが分泌されて、体がぽかぽかしてくるという説。自宅にいてもならない。食事も関係なく、自宅内で有酸素運動をしてもならない。となると、日光説が残る。また、職場では交感神経スイッチも入り、コルチゾールも分泌されてくるため、体が動く準備をする説も残る。

ビタミンDは、飲まない日もぽかぽかするし、飲む時間関係ないため否定。

CBDも摂取なしでぽかぽかしてくるため、否定的。

 

結論、自分の仮説の中では、セロトニン説が有力。

朝の不調、血糖値がやや安定なのと、セロトニンが分泌されていないから、と考えると説明がつきやすい。

対策としては、朝はプチ断食で胃を休ませるとか考えずにさっさとささっと食事をして、さっさと外に出ろということになる。

さらに確度を上げるとすると、通勤前に一度通勤時と同程度外を走って家で少し過ごしてぽかぽかしてくるかを確かめる、となる。やってみるか。