ミューチュアル
包装関連機械中堅。製薬会社向けに強み。化粧品や食品業界向けも。
年足、月足はこれまでの動きの中では、低い位置にはない。
2021年は純利益が過去最高。なぜ?
来期の利益は大きく減少を予想している。なぜ?
2020年3月
結果、2021年3月
売上は減ったが広告費等が減少し、減収減益。
売上はほぼ国内。
負債の、前受金って?
前もってお金を受け取っていたが、商品をまだ渡していないため、利益としては帳簿に載せられない。
今期は、お金だけもらって商品はまだ渡していない。
つまり、来期にその額がそのまま収益としてプラスされる。
フリーCF、大きく増えている。営業CFが増えたことによるものだろう。
営業CFの「売上債権」って?
前受金の逆みたいなもの。
売上債権が減った(後払いされる額が減った)ため、プラスになった。
とすると、その分、前受金が増えたのでは?
前受金 931百万円
売上債権 1229百万円
300百万円、つまり3億円が、お金の受け渡しの時間差の分ではプラスとなった、ということ?
キャッシュ・フローでみるべきか、業績でみるべきか。
そもそもキャッシュ・フローと業績の違いってなんだろう?
かなり重要なポイントな気がする。
今度まとめよう・・・。
来期の予想
病院の設備投資がコロナで延長されて、収益が減る予想。
これは書いてあるとおり、見通し難しすぎる。まったく当てにならないと考えるべきだ。
でもね、意外とあれだと思う。
コロナ禍で今、病院行く人ってトータルでは減っていると思う。
医療崩壊って言うけど、ICUが埋まっているだけで、一般病棟はそうでもない。
外に出ないから怪我しないので、整形外科疾患なんてかなり少ない。
ちょっとした痛みとかで病院通ってた軽症の人なんかは、病院嫌がって来ない。
当然、薬の処方も減るし、検査器械の出番も以前より少ない、と思われる。
製品一覧
医療機関での設備投資(機材の交換や導入)が、増えるか、減るか。
病院が忙しくない今が設備を整えるチャンス(ミューチュアルにとって追い風)なのか
病院が忙しくないから病院の収益減って、設備に投資する金銭的余裕がない(ミューチュアルにとって向かい風)なのか
コロナの対応でクソ忙しいのに設備うんぬんに時間割いてられるか!が病院の現場の実状なような気がするので、売上は下がり(ただし見通しである60%も下がるというのはなさそう)、その後コロナが落ち着いたら、その設備投資を延期していた分の発注が来来期(2023年)に一気に来ると思われる。
よって、見通しが辛すぎると判断。
そしてその売上がこれから減る分は、設備投資という性質上、必ず挽回される。
これから数年のトータルで、純利益が下がる原因にはならない。
(下がらない株価にも反映されている?)
これで株価下がっていれば絶好の買いにも思えるが
2015年からの6年間の中では、873円はaverageくらいに見える。
日足
日足は冷え冷えだ。
来期の下げ予想をみて手放されているのだろうか。
短期のWトップにもなっている。余り参考にならないが長期移動平均線の割った。
業績としては辛すぎる予想のため、予想を大きく上回る可能性が高いと判断。
落ちるナイフが戻るならば、今後の見通しとしては買いに行ける。
株価での高い安いをみる場合、長期で見た時のボックス2段目(2015年~)の底を狙うことになる。
850円くらいまで下げて反発するなら買える
が
難しすぎる。業績もチャートも。
手を出すべきではない。