医療福祉の人材”紹介”、および建築の人材”派遣”
ワードを見る限り、需要がある事業内容。
競合も多いと思われるが、あとで調べていく。
出来高に対して信用買残がすごい
200万株
月足
上場したて、一気に半額へ
日足
信用買残が200万株あるが、出来高は1日100万株程度なので
1日の出来高の約2倍なので、高いと判断する。
株価が上がるには信用買残の整理が進む必要あるか。
成長率、売上利益率とも非常に高い。
高すぎて何がどうなっているのか不安になる。
会社HPから業務内容をみてみる
おそらく人材紹介がメインなのだろう。
比率については後述
ためしに保育士ワーカーをみてみると
入力してみてたが、使いやすかった。良さげ。
建築をみてみる
主にこういったことをしている会社のようだ。
それでこの収益。
中身をみていく
最新の決算短信から
・介護、看護、保育業界の有資格者を対象とした人材紹介・人材採用支援・人材派遣
・業界トップクラスのデータベース
・建築業者や大手工務店を派遣先とした、有資格者対象の人材派遣
トップクラスのデータベースなのかチェック
PTOTSTワーカーというものを見てみたが、ここがトライト。
googleでは2番目にヒットする。SEOも求人数もマイナビに次ぐ2番手。
医療福祉に特化しているので、マイナビよりも何かよさそうという感想を持てる。
ちなみにマイナビの画面はこんな感じ。
決算短信の続きをみていく
・経済がコロナから回復傾向であるが、医療福祉・建築業界は必要性が高いこともあり人材不足が慢性化し、有効求人倍率は全産業比で高く推移した
・2023年6月にはbright vie社を子会社化、ICTサービスと人材紹介の融合(詳しく知りたい)
ICTサービス?
インフェクションコントロールチームのICTとは違うようだ。
わかりやすく言うと、DXのことなのだろう。
bright vieの製品をみると
これとかはよさそう。DXツールを販売している。
労働力不足を解消するのには良い。それをこの人材紹介と繋げているようだ。
相性は良さそうだが、具体的にどんな感じで使っているのだろう。
決算説明資料にあった
シンプルにbraght vieの製品を売りたいと。
トライトの人材を転籍させて、営業チームを結成した。シナジーはどんな?
登録企業のこと、求人の情報を持っており、例えばITに強い人材が欲しい、などの希望がある施設があればそこに対して人材だけではなく、このDX製品を提案することができる。
そんな感じだろうか。
データーベースから売上の機会を増やせるいいシナジーになりそうだ。
決算短信を進める
・営業社員の増員で、需要に応えて売上+18.6%
・建築は求人倍率が高く、その需要に応えて+25.4%
それぞれのセグメント比は知りたい。
それと、懸念としてはこの増員のペース。
需要を超える増員をすると当然人件費が無駄となり成長は鈍化するだろう。
増員はどこかで打ち止めになる。それがいつになるのか大体把握できる情報がほしい。
これに関して、決算説明資料のFAQで答えられていた
答えてはなかった。
営業社員の数を年間100名の増員にとどめている理由は、営業社員一人当たりの売上改善に努めたいから、と。
数の増加を最優先とせず、質の担保も同時に進めている。ムダを作らない、業務内容にも通ずる経営理念が反映されているように思う。
BS
前年通期と今期3Q
財務状況は改善傾向
自己資本比率↑ 有利子負債倍率↓
CS
投資CF→8.3億円(支出)
(支出)
有形固定資産0.9億円
無形資産3.3億円
子会社株式(bright vie)の株式取得 5.8億円
(収入)その他収入 -1.7億円
無形資産の3.3億円?
PL
前年(1-9月)、今期(1-9月)
大きな収益性の変化はないが、売上営業利益率の良さが目立つ。
なによりマイナビと比較する必要がある。後述
この成長がどの程度続くのか、それによってPER、PBRと照らし合わせて、割安かどうかを判断できる。PBRは2倍超えだが、資産はどう使っているのか。
現状は無配。配当出すとなるとPBRはさらに上がる。
PER13倍、この成長率だと4年後には売上が倍となるペースだが、過去の業績がなく予想が難しい。
マイナビの従業員数の増加と売上の増加のペースを参考にしたい。
→マイナビ、上場していなかった。
仮に成長率が年15%くらいだとすると、5年で2倍になる。
PERはどうだ。割、安くはない。少なくとも高くはない。どうだ。
介護が必要となる人口は増える。介護施設の需要は増える。
しかし働き手の医療者は減る。人材紹介は需要が尽きない?
そんな単純な話だろうか?競合が増える?
AIに聞いてみた
以下、Bardより
Q:医療福祉の人材紹介企業の業績は2030年には伸び続ける?成長は鈍化する可能性は何があるか?
結論: 医療福祉の人材紹介企業の業績は2030年までに伸び続ける可能性が高い。しかし、いくつかの要因によって成長は鈍化する可能性も存在する。
成長要因
-
高齢化社会の進展
- 2030年には、日本の人口の3分の1が65歳以上になる[1: https://www.irischitose.co.jp/blog/column/2030_problem/]。
- 医療・介護分野の人材需要は増加し続ける[2: https://www.pasonagroup.biz/hint/90]。
-
労働力人口の減少
- 労働力人口の減少は、人材紹介企業の競争を激化させる可能性[3: https://www.konicaminolta.jp/business/solution/idea-showroom/detail/ejikan/column/2030-problem/index.html]。
- 一方で、人材獲得に困る企業が増え、人材紹介企業の需要は高まる[4: https://www.staffexpress.jp/blog/solution/problem/]。
成長鈍化の可能性
-
AIやロボット技術の発展
- 人材紹介の自動化が進み、人材紹介企業の役割が縮小する可能性[5: https://prtimes.jp/magazine/2025-problem/]。
-
新型コロナウィルスの影響
- 経済活動の停滞により、企業の採用活動が縮小する可能性[6: https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/437/]。
結論
医療福祉の人材紹介企業は、高齢化社会の進展と労働力人口の減少という追い風を受け、2030年まで業績を伸ばし続ける可能性が高い。しかし、AIやロボット技術の発展、新型コロナウィルスの影響などによって成長は鈍化する可能性も存在する。
Sources
- アイリッシュ人材紹介: https://www.irischitose.co.jp/blog/column/2030_problem/
- パソナグループ: https://www.pasonagroup.biz/hint/90
- コニカミノルタ: https://www.konicaminolta.jp/business/solution/idea-showroom/detail/ejikan/column/2030-problem/index.html
- スタッフエクスプレス: https://www.staffexpress.jp/blog/solution/problem/
- PR TIMES: https://prtimes.jp/magazine/2025-problem/
- パーソルグループ: https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/437/
ここまで。
自分と同じような意見だが、AIによる人材紹介は確かにありえる。
すでにやっているところなかったか?
これもAIに聞いてみた
以下、Bard
AIで人材紹介をする大手企業はあるか?
️ Answer
はい、AIで人材紹介を行う大手企業は複数存在します。
例:
- リクルートエージェント: ミキワメAIというAIサービスを用いて、求職者のキャリアカウンセリングや求人情報の紹介を行っています。[1: https://www.geekly.co.jp/column/cat-technology/hrtech-matching/]
- パーソルキャリア: AIを活用した人材マッチングサービス「パーソルAIマッチング」を提供しており、求職者と企業の双方のニーズに合致する人材紹介を実現しています。[2: https://ai-market.jp/industry/hr_ai/]
- エン・ジャパン: AI面接ツール「AI面接官」を開発し、採用担当者の負担軽減と効率化を実現しています。[3: https://forbesjapan.com/articles/detail/63542]
その他、AIを活用した人材紹介サービスを提供する企業は多数存在します。
AI人材紹介のメリット:
- マッチング精度の向上: 求職者と企業のニーズをより精緻に分析することで、より適切なマッチングを実現できます。
- 業務効率化: AIが書類選考や面接などのタスクを自動化することで、採用担当者の負担を軽減できます。
- コスト削減: 採用活動にかかるコストを削減できます。
AI人材紹介のデメリット:
- 倫理的な問題: AIによる選考が差別につながる可能性があります。
- 精度: AIの精度がまだ完璧ではないため、誤ったマッチングが発生する可能性があります。
今後、AI人材紹介はさらに発展していくと予想されます。
Sources
- GeeklyMedia - 【HRTech】人材マッチングの有名企業5社を紹介!各社のAI活用方法とは?転職エージェントが解説!: https://www.geekly.co.jp/column/cat-technology/hrtech-matching/
- AI-MARKET - 【人材業界AI活用事例4選】AIによるマッチング精度の向上と業務効率化を実現!: https://ai-market.jp/industry/hr_ai/
- Forbes JAPAN - 人材紹介スタートアップの米インスタワーク、AI活用へ80億円超を調達: https://forbesjapan.com/articles/detail/63542
- HRoG - ChatGPTを搭載している人材サービスまとめ: https://hrog.net/knowledge/map/112822/
- Unite - AI 人材紹介会社ベスト 5 (2024 年 1 月): https://www.unite.ai/ja/5-best-ai-recruiting-companies/
- ダイヤモンド・オンライン - 「AIで人材派遣の仕事は増えていく」売上高1兆円超の人材大手パソナが語る: https://diamond.jp/articles/-/322208
AIによる人材紹介の台頭はあるなあ。かなり可能性高い。
というかトライトがAIを活用すれば良いのでは?
調べてみると、すでに手をつけていた。
日経新聞より
これはいいニュース。
しかしまあAI、どこもAIだ。データセンター。半導体。バブルなのもわかる。
あとはパソナとも比較するのが重要か
パソナ、2021年から急激にROE上昇、売上利益率も上昇、EPSも急上昇
それに合わせて株価も釣り上がった。そして下げてまた上げてきている。
売上の規模は総合人材紹介を手がけるパソナだが、成長性ではトライトが上か。
パソナのPBRは2.01
ここまで書いてきて、トライトが大きく有利、という感じはしない。
いい企業のようだが、株価的な割安さはないように思う。
成長性は高いが、すでにまずまず評価されていると考えるべきか。
お宝ではない。が、パソナのこの動きをみるとトライトも期待で上がってくる可能性も低くはない。
一旦ここまで。