『疲れない』ようになるブログ

やってみて、どうだったかの記録

深呼吸時の呼吸の「速さ」の違い

深呼吸はいいぞ、というのは、ちまたでよく言われてる。

 

深く吸って、深く吐くのが、深呼吸。

 

でも、3秒で一気に吸って3秒で一気に吐くのと、10秒でゆっくり吸って10秒でゆっくり吐くのでは、同じ深呼吸だが効果が全く違ってくる。

 

血中の二酸化炭素濃度も変わるだろうし、自律神経への影響も変わっている可能性が高い。実感的には、変わっている。

 

どちらがいいか。

 

言うまでもなく、ゆっくりの方がいい。

 

瞑想がうまくいっている時のことを思い出してみる。

 

呼吸するだけでめちゃくちゃ気持ちいいあの状態までいった時のことを思い出すと、吸うのに7~10秒程度かかっているような気がする。今試してみたが、おそらくこのくらいだ。

これは、1分間で3~6回に相当する。とても少ない。

 

Wikipediaによると、安静時の健康な成人の平均的な呼吸数は、毎分12~20回だそうだ。気持ちいい瞑想時の呼吸は、そのだいたい半分の半分くらいになる。

 

ゆっくり、吸って。ゆっくり、吐く。

深呼吸というより、遅呼吸が正しいのではないか。

もちろん深く吸い切って、深く吐き切るのも非常に重要だ。

 

 

歩きながら歩数に合わせて呼吸する瞑想がある。

吸いながら3歩歩いて、吐きながら4歩歩く、と言われたりするが、個人的には吸いながら10歩、吐きながら10歩が丁度いい。12歩でもいいくらいだ。

そのくらい、ゆっくり吸う。勢いよく吸わない。吐かない。

吸うときに勢いよく吸ってしまいがちだが、ちょっと意識してみよう。

 

この「ゆっくり」は、とても大事なことかもしれない。