『疲れない』ようになるブログ

やってみて、どうだったかの記録

ついに四季報を買う

目標:株で1億円稼ぐ

 

100年あっても無理なのでは?

 

と、最近思い始めてきた。

 

最初から無理じゃん、とは全く思っていなくて頑張ればできるかもしれないと思っていたのだが、どうも難しい。

 

というのも、資金が増えないのだ。

増えても、すぐに減る。幸い減ってもまた増えるが、まるで株価のように上げては下げてを繰り返し、高値を突破してくれない。

 

失敗の分析をしていないのが主な原因ではないかと思っている。

失敗の報告というのはやるのにエネルギーがいる。

 

それと、薄々、いや鮮明に感じてはいたが見ないふりをしていることがあって、それは学んだことを実践できていない、ということ。

結局、それに尽きる。完全に「俺たちは雰囲気で株をやっている」を実践してしまっている。

 

自分がやっている投資スタイルを客観的にみて、”学んだ理想”と”実際にやっていること”がいかに乖離しているかをはっきりさせておきたい。そして、その”学んだ理想”が実際に行えるかどうかの現実性があるか、ということも考えていく。

株の世界で言われている”勝てる理論”にはどうも机上の空想が多すぎるように思う。まあ1億を簡単に稼ぐとか言っているものに手を出しているので、客観的に見ると詐欺に騙されている人と違いはないのかもしれない。

それを信じて騙されるのか、うまく利用するのかは、結局自分の頭次第なのだ。

 

 

以下、反省と考察

 

理想:低位株を長く持つ

現実:下げに耐えられず損切り

   理由があって買ったのに、それを待ちきれず手放してその後上げるケース多数

 例:中国工業、国内初のプラスチック製の酸素ボンベの生産に成功 

   600円で買い→2部降格を期に500円で損切り→その後1000円超えて一時的には1400円まで上昇。200株買っていたので、持っていれば+400円で80000円だったケース。

東証2部に下がったからといって手放す理由にはならなかった。ただ、持っている銘柄が2部へ降格するというのが初めてだったため、リスク管理としてはある意味仕方がなかったかもしれない。

また、一時的に270円まで下げていたため、どのみち資金管理の観点からロスカットしていただろう。

この、下げの許容をどうするかというのが、非常に難しい。

 

塩漬けと長期ホールドの違いは戦略でしかなく、シナリオ的に長期的には必ず上がるから、と許容以上に下げても持ち続けるなんてことをしていたら、あっという間に資金が尽きて、そういった銘柄が重なったら、退場。

 

ロスカット設定、これが難しい。資金力が物を言うからだ。

わかりやすい押し目等がある場合のロスカット設定は難しくないが、底練りしている株だと難しくなる。底から更に底の方に行くとそこにはもう目安となる基準がないため、じりじりと含み損が増えていくことになる。

それに耐えられるかどうか。耐えられるかどうかではなく、耐えていいのかどうか、という判断も必要になる。

そして、往々にしてそこに答えがない。

後付で解説されることはあっても、結果論に過ぎないためいくらでもどうとでも言える。ここが難しい。答えがないのだ。

 

考えても答えがないので、センスというか嗅覚というか、バランス感覚が重要になる。

穴だらけの理想論の、うまくいく内容だけを使いこなすセンス。

 

私が株を始めてからもう4年くらいになる。

経験もある程度積んで、なんとなくつかめてきたものもある。

その辺を言語化してみる。

 

 

・業績的に強い銘柄は長期的にやはり強い(SONYニトリ等)

 →長期はやはりファンダメンタルズが重要

 

自分が信じているテクニカルの勝率が低すぎる、とも言い切れず、テクニカルを実践しきれていないのが悪い。これはメンタルの問題が大きく、正誤を語れない。結局は言われたことを行動に移せるメンタルが重要。それができる環境設定が重要。

 

「買うときは分析内容をブログに上げてから」というルールを作ってみたはいいが、全く実践できていない。これが問題。

なぜそれを実践できないのか考えてみる。

 

①面倒くさいから

②入りたいピンポイントの動きをみつけるとブログ書いてたら間に合わないから

 

①が大きいが、②も大きい。そもそも、押し目なんかは1日でかなり変動するし、IRが出るとそれこそ大きい火柱になってすぐに手が届かなくなる。

つまり、忙しい。慌ただしくて、いろんなことに反応しないといけない。それが正しいのか間違っているのかの判断すらものすごく難しいのに、それが高頻度で飛んでくるので処理しきれていない。

 

と、ここまで書いて気づいたことがある。こんな1日の出来事で大きく変動するような動きに乗ろうとしていることがそもそもの間違いなのでは?

専業トレーダーやデイトレーダーならともかく、兼業でザラ場を見れない私がやって勝てる方法とは思えない。

 

勉強したことを活かせるのがテクニカルだと思っていたが、タイミングが重要なこの手法を、毎日株価チェックをしているわけでもない私が採択すべきではない気がしてきた。

テクニカルでは勝てない。テクニカルを行使するメンタルも、備わっていない。

そもそも毎日スマホいじっていてそれをどうにかしたいとか言っているやつにできるわけがなかった。

そうだ。向いてない。

 

テクニカルはあくまで長期保有の入り口で使うとして、考えるべきはロスカット設定をどうするか。

 

①長期的に見て上がる、現時点で株価が低い銘柄を探す

②上げる兆候を見逃さずに買う(下げ止まりを判断し、そこでロスカット設定)

 

長期戦で必要なのはこの2つだ。

①をやってみよう。ついに四季報の出番だ。

ようやく投資家的な思考ができるようになってきたような気がする。私はまだスタート地点にも立っていなかったのかもしれない。

 

 

◯行動

四季報を買ってみる