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【株】ローソン(2651)の上昇はどこで止まるか

ローソン株の売りタイミングを考える。

 

株というのは、どこで天井をつけるか、どこで底を打つかというのは当てにいくと痛い目をみる。

ホールドし続けることで莫大な利益になることもあれば、一旦利確ということをしなかったために大きな損失になることもある。

ホールドするか、利確するか、そこに答えはなく、誰も教えてくれず、後出しの主張だけがインターネット上に我が物顔で飛び交うのだ。

 

利確が良いか、ホールドが良いかというのは、結局後になってみないとわからない。

ただし、こう動く可能性が高い、というものは、チャートが人間の心理から作られる以上、確かに存在しており、そういった株価推移の ” 形 ” には「三角持ち合い」だとか「カップウィズハンドル」だとかの名前がついている。

 

 

何を言おうとしてこの記事を書いたかというと、ローソンの株価の短期的な動きでホールドと利確、どちらが良いか迷っているから。

 

ありがたいことに、上げに転じると予想したローソン株が、今上げてきている。

 

株のブログの方で書いた記事だが、別々だと煩わしいのでもうこっちに統一しようか…

書いてあることをまとめると

 

ローソンまとめ
・年足で5年連続陰線後の陽線の途中(現在は、安い)
移動平均線に下降トレンドを終了する動きがある

◯結論
今が買い

 

 

と結論付けた。

そして買ったところ、上がってくれている。

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↑これは月足だが、この一番右下を拡大した日足が、こちら

plaza.rakuten.co.jp

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日足

中期線を貫いて大きく上げてきている。

下降トレンドが終了とみていい。

 

問題は、ここからどこまで上がるのか、また下げるのか、ということだ。

どの銘柄でも悩むことだが…

 

・ここから押し目を作るのか(一旦利確)

・このまま上がり続けるのか(ホールド)

・形を崩してよくわからない動きになるか(利確 or ホールド)

 

考えていく。

 

2016年には10000円という最高値をつけた。

そこから5年連続下げ続け、半額の5000円まで落ちてきた。

からの、底をついたような動き。

 

 

これは、2019年に300日線(オレンジ)の下から上がって突き抜けたときの動き。

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過去に300日線を超えてきた時の動き

300日線を超えて、すぐにまた下げに転じてしまっている。

ホールドしてもこれでは意味がない。このチャートの場合は、現実的にはどこで利確するのがベターか。

 

株価というのは、短期線、中期線、長期戦の位置関係でトレンドがわかるようになっている。

上げのトレンドが終わるときというのは、短期線が中期線を割り、そして長期線を割る。こうなると多くの場合は、上げは一旦終了だ。

また、中期線が長期線を割ると、それはほぼ間違いなく下げだが、短期線をみて考えるよりもワンテンポ遅く、その時には株価はかなり下げてしまっている。買ったときより下にあることも多い。

 

短期線(5日線 ピンク)が、中期線(20日線 緑、60日線 青)を割った時、いち早く下げだと判断する。100日線割る所まで待つのは下げすぎな感じがある。

(長期的にみたときの株価上昇に自信があり完全に長期ホールドで考えている場合は割っても持ったほうがいい)

 

60日線と100日線の間の空間を「」と読んでいる人がいて、私もそれは参考にさせてもらっているのだが、5日線が帯に入ったら、一旦上げは終了。

そこからすぐに上がり出す”だまし”もあるが、まずは一旦終了を考える場面。

 

2020年2月に5日線(ピンク)が帯に突入しており、ここで売る。

それなら利益が出る。それ以降は見ての通りだ。

 

完全に後付の説明になるが、このチャートはこの考え方でいい。

 

 

そして…今回はどう考えるべきかというと

 

現在のチャート

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現在、300日線を超えそうな動き

まだひたすらホールドだ。手放すのはもったいない。

手放すのを考えるとしたら、5日線(ピンク)が20日線(緑)を割ったとき、まず始めて考える。

5日線が20日線に近づきもしないうちに売ってしまいたくなる気持ちもわかる。プロスペクト理論

 

ただし、株の世界には「頭と尻尾はくれてやれ」という名言がある。いい言葉だ。

天井や底を当てに行くなという、いい教えだ。

そして、言うが易しの代表格でもある。

 

乖離が大きくなると、株価は「調整」を始める。

直線では上げも下げも直線には動かず、小さな波を何度も作る。そして人はこの波を予想して、当てようとする。

それはつまり、大きな波の頭だけでなく、小さな波の頭すら取りに行っていると同じだ。

無理だ。神業に等しい。

 

①一旦調整するだろうから、と売ったはいいが、そのまま上げ続けて爆益の機会を自ら逃す。小さな利益は得られるが、精神的には「損」をした感情になる

②一旦調整するだろうから、と売ったら見事当たり、そこから下げだして精神的に気持ちよくなる。

③一旦調整したとしても上げ続けるはずだ、と持ち続けて、そのまま上げ続ける

④一旦調整したとしても上げ続けるはずが、と持ち続けるが下げトレンドになり損切りまたは塩漬け

 

正直、③を経験したことが、ない。②はけっこうある。

正解はわからないが、経験からは、③を選択できる人にだけ、株で資産を作ることに成功するチャンスがあると思っている。

私は③を選択したことがこれまで一度もない。

①を選択して、そのまま株価が上がっていくのを指を加えてみていることは、何度かあった。

今は、SONYで①を選択して、大後悔している。

 

ローソンはどれだ?

 

素晴らしい業績で買っているわけでななく、株価のサイクル的に安いから買っている。

その場合、どの選択がベターだろうか?

 

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月足

5500円まで上がったら売る?6000円まで上がったら売る?

それともまた8000円くらいになると考えてじっとホールドする?

 

決められない。

 

帯で考える。

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まずは、60日線(青)が、100日線(紫)を上に抜いてくるまではホールドしていたい。中期線が長期線を上抜く、上昇トレンドの初動をちょっと過ぎて、確定的になったあたり。

せっかく初動では入れたのにこれを待つことができないと話にならない。

そうならない場合、つまりヨコヨコになったり、また大きく下げてしまう場合。

これはもう仕方がない。5日線(ピンク)が60日線(青)まで下げてきてしまったら、それは撤退してもいい。

ただし、この場合はこの下げトレンドの底くらいでロスカットを設定したい。

その場合、4600円。

 

ただ、株価が60日線をタッチするとかになれば順調な上昇トレンドはあまり期待できないので、4600円ではなく60日線に逆指値を入れてもいいかもしれない。

現時点だと4930円。ここならほぼ損失なしだ。そうしようか。

タッチして戻されるのはいやなので4900円、きりがいいとそこで反発するかもなので、4850円にしよう。

 

◯取るべき行動の結論

・4850円に逆指値を入れて、しばらく放置。放置。放置。

・まずは下げの帯がねじれて上げの帯が形成されるのを待つ

・帯ができたら、放置。小さい調整や押し目で売りたくなるのをひたすら我慢。

・形成されなければ形は崩れている。どこかで利確していい。

 損失にならないことを祈って放置。