ついに四季報を読み終わった。
読み終わるまでにかかった冊数(?)はなんと6冊。
読み始めてから、はるばる1年6ヶ月が経過してしまった。
その間に上場廃止となり消えていった銘柄たちもいた。時の流れは残酷だ。
こちらが読み終わった(?)四季報
ついにやったぞ!(歓喜)
ただ、見返してみると買ったけど全然読んでないやつもある。
1冊、2300円。でも、いいんだ。
7000〜10000までの700ページは今日読んだ。
四季報は2000ページあるので、1/3は半日くらいあれば読めることになる。読み方も当初より大分上手くなったと感じる。
そしてさっさと読むことの重要性については昨日学んだ。
さっさと読むために必要なことは、とにかく寄り道をせずに付箋を貼ることに集中すること。途中調べたい銘柄があっても調べられない。そうすると日が暮れるし、次の新刊が出てしまう。1年6ヶ月経ってしまう。
でも寄り道して調べてよかったこともある。ランディックス、早く本格的に芽を出してくれ。
最重要の赤付箋は、ここ数年の売上高や売上高利益率が高く、かつ低PERのものだ。
シェア率の高さや今後の成長ストーリーなども重要だが、それは後から調べることになる。まずは売上や純利益、PER等の数字から見つける。
黄色は売上高や利益率が高いが、すでに評価されている(PERがそこそこ高い)ものなど。
緑はその次くらいに注目、紫は基準に当てはまらないけど気になるやつ、青は低迷しているけど盛り返しそうな業績回復株、としている。
四季報の使い方は、渡部清二さんの「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」を参考にした。「4年で売上が2倍」をメインに「利益率10%」だとさらに良い、など。
割安かどうかの判断(主にPER)については、株1000さんやピーターリンチ(株で勝つ)、ジョンテンプルトン(バーゲンハンター)らを参考にしている。
PERは期待値の高さというのもわかるが、割安以外は買わないことにしている。これまでの失敗が多すぎたからだ。PERが高いと、超暴落してそのまま上がってこなくなるやつがいる。
それをやられると資金力のない私はお手上げなのだ。
また、信用をつかうと6ヶ月で強制手仕舞いになり、長期間待てないため信用は使わない。1年あればかなり戻す銘柄も多く、芽が出るのに時間がかかりがちな低PER株に信用は使えない。
使えるのは、上がっても下がっても持ち続けられる、現物しかない。
黄色付箋なら、押し目で信用を使ってもいいかもしれない。この方法だと損切り設定しないと死ぬので、短期的にある程度損を覚悟でいくことになる。
ただしこれは、成功したためしがあまりない。テクニカルに走っていたころですら駄目だった。
「好業績だけど市場が気づいていない銘柄を、現物でじっくり」が私には合っていると思う。
厳選に厳選した銘柄なので、ずっと持っていればいい。
そんな感じで、株に関して、自分にやっと自信が持てつつある。
せっかくここまで経験して、学んできた株の世界。
楽しんでいこう。