『疲れない』ようになるブログ

やってみて、どうだったかの記録

自分の時間 1日24時間でどう生きるか

「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」を読んだ。

 

久しぶりの自己啓発本

遠ざかっていた自己啓発本に再び手を出した理由は何か。

自己啓発したくなったからだ。

 

最近、ゲームばかりしている。(Nintendo Switch

スマホはいじるし据え置きのゲームはするしで、自己投資を何一つしていない。

株の勉強も健康のこともチームマネジメントの勉強も何もしていない。

 

一時的な休暇だと思ってみよう、と思ってやっていたが、どうやら満足したようだ。

「ゲームしたい」という気持ちよりも「何かしないと…」という焦燥感が強くなり、ゲーム快楽に浸かった脳を引っ張り上げるのになにか後押しがほしかった。

 

 

さて、「自分の時間」を読んでこうしてブログに戻って来れたわけであり、これからの時間の使い方について使えそうなことを書き出してみる。

ありきたりな時間術系の本のように思った(昔の本を翻訳しているものなので当然と言えば当然)が、一部はっとさせられた箇所もあった。

 

 

・スケジュール表で時間は作れない

これだ!と思えるようなスケジュール表を書き上げることができれば、それでもう理想的な生き方ができるようになる、というのは甘い考えでいますぐ捨てたほうがいい。後述にもなるが、理想のスケジュール表というのは、作れてもこなせない。

なにかを始める、ということはプールから冷たい水に飛び込むようなもので、「どうやって飛び込んだらいいのでしょう」と尋ねられたら「ただ飛び込めさえすればいい」と答えるのがベストだ。

ただ始めさえすればいい。

 

こうやってスケジュールもなしに本屋でテキトーに本を見繕ってよさそうなものを購入し、とりあえず読んで、とりあえず感想を書く。私がここまででスケジュールしたことは「とりあえず本を買う」だけであり、本を読んだ私は自動的にブログに感想を書く、というところまで行動できている。ただ始めさえすればいい。そこがまず重要だ。

 

習慣化させるにはまた別の仕組み作りが必要になるのはわかっているが、それとは別に、とりあえずやる、の大切さを思い出した。

 

 

・はじめから大きな変化を求めない

習慣化にも繋がる重要な話で、とにもかくにも”小さな成功”を積み重ねるのが大事であり、あまりに多くのことを企てすぎないようにする必要がある。意図的に。「達成できなかった」が出てくると、人は途端にやる気を失い習慣はそこで絶たれてしまう。

ハードルは低く、とにかく低くする。歩いてまたいで行ける高さよりももっと下げて、赤ちゃんのハイハイでも乗り越えられるような低さまで下げて、それでやっとハードルを下げたということになる。習慣化というのはそれほど難しい。現にできていないわけだし。

ハードルの低さが重要ということは、これまで読んできた時間術、習慣術の本には必ず書かれている。それでもできてない。どれだけ難しいんだ習慣化。こいつを攻略できる日は果たして来るのだろうか。

 

「スケジュール表を作ったら、自己投資に使えると思った時間はその半分にしなさい」という話を思い出す。

今ならわかる。スケジュール表は得てして詰め込みすぎになり、継続ができないものになりがちだ。使えると思って捻出した時間は、その半分どころか1/4ですら良いと思える。1日3時間使えるとすると、実際にスケジュールにいれるのは45分となる。

少し崩れると、習慣というものは0になる。減るのではなく、なくなる。1か0かみたいな話になっていく。だからこそ、1を低くする。

 

つい先日までなんとなく考えていた私の理想のスケジュール表はこうだ

・夜21時に寝て、朝4時に起きる

・出勤が6時半なので、6時からシャワー等の支度をする。よって4-6時が自分の時間

・夜は決まった時間には帰れないし、家族と過ごす時間も大事なので、帰宅して寝るまでにざっくりと1時間、自分の時間があればいい

 

夕方なんかは、やろうと思えば2時間捻出できなくもないが、実際そんなことは試験が近いとか学会が近いとかでない限り不可能なのはわかっている

これでもゆるく作っているつもりなのだ。

しかし、これでも甘い。

どこが駄目か。

まず、4時に起きて、が無理だ。夜21時に寝て、も無理。現実的ではない。

7時間睡眠時間を確保するのは、正解。それ未満は現実的ではない。6時間半もいけそうに思えてくるが、これは要するにギリギリまで使える時間を増やそうとした結果だ。優先順位が違う。

 

「1日に自由に使える時間は実は多い」という事実と「1日に自己投資に使える時間は実は少ない」という事実は、混在する。

1日を振りかえってスマホに奪われている時間が3時間あったとして、それは「自由に使える時間」に間違いないが、「自己投資に使える時間」ではない。

スマホ時間」を「自己投資」に置き換えるだけで良いだろうと思うかもしれないが、できないのだ。そんなことはできない。理由をあげればキリがないが、結局は理想論、机上の空論になる。できないのだ。

スマホ時間を1日24時間の中に織り込め、ということではないのだが、それとは別に考えなくてはいけない。

要するに、1日を振り返って無駄な時間をあぶり出したとしても(このあぶり出しは非常に重要ではあるが)、自己投資に使えるのはその時間のせいぜい半分、習慣化したければもっと減らす必要があるということになる。

 

これらを踏まえてスケジュール表を作り直すとこうなる。

 

・朝5時半に起きて6時まで自己投資(30分)

・帰ってきたら寝るまでに30分だけ自己投資

 

こうなるのだが、この朝の30分に、株の勉強もブログも瞑想もいれないといけない。なんなら、1日の振り返りや部屋の片付け、1日の予定づくり、読書、株価チェックなんかも、毎日の習慣にしたいと思っている。

しかし、朝の6時半に出勤というやや特殊な仕事をする私にとって、捻出できる時間はこれしかないのだ。使いたいカードは山程あっても、配られたカードはこれだけ。

さて、これでは株の勉強もブログもまともにできない。少し瞑想をしたら時間切れだ。

だからこそ、ちょっと背伸びした理想のスケジュール表を作ってしまうことになる。そして達成できなくなってしまう。

ではどうすれば良いのか。

 

それは、まともにやらない、ということだ。

30分では単元ごとのまとまった勉強、ということもできないし、書きたいブログを書き上げる、ということもできないだろう。スケジュール表には、部屋の片付けも、1日の振り返りもいれることはできない。

それでいいのだ。

まずはやってみる。

 

やってみると30分の短さに気づくだろうし、30分でできることの多さにも気づくだろう。これまでもそうだったように。

 

重要なのは「どのくらいできるか」ではなく「少しだけやる」ということ。

平日の朝と夜の合計1時間、1週間で5時間。

たったのこれっぽっちだが、実際今はこれっぽっちすら自己投資できていない。現実は「スマホに1日3時間」だ。それを思うと、1日に30分なにかできれば大成功だ。

この事実は結構重要だと思っている。1日スマホを触って終わる毎日(悲しいがこれが実際の私)よりも、やりたいことの1/10でもできたらそれはどうみても成功だ。

1日1時間ですら私にはハードルが高いかもしれない。まずは1日30分やってみなさい、という本も読んだが、本当にそのくらいが妥当なのかもしれない。

 

30分やると決めた。では、何をやるかを決めなくてはいけない。本来は何をやるかを決めるが先のようにも思うが、とにかく30分やると決めたのでやる。

『自分の時間』に

” 夜の時間帯に何かをやる際、まずは「自分の好みにあった、心の底からやりたいと思うこと」から始める ”

という話があった。

 

私にとって心からやりたいと思うことはなんだろう、と考えたが、考えるまでもなくすぐにパッと出てきたのは「ブログ」だ。

書くことが思っていたよりも性根にあっているというか、純粋に楽しい。

 

書いているうちに思考がまとまるところ、書いていると自己投資のリズムが良くなるところ、書いて後悔したことがないところ、自分の文章が自分の好きなリズムなので読み返したときに気持ち良いところ、挙げるとたくさんあるが、楽しい。

 

夜はブログをする。朝は仕事の資料作りにしようかと思ったが、それは勤務後に職場でやることにする。なので、読書にしよう。

株もやりたいが株は精神的にめちゃくちゃ疲れるし運にも振り回されてストレスが強い。

なので朝は読書にする。チーミングコーチングの本読む。読んだらブログにアウトプットする。

 

 

結論

まずは朝30分、夜30分、自分のやりたいことをやってみる。

それ以外はスケジュールしない。

 

 

まとめ

・余裕をもった計画を立てた

・朝30分は読書する

・夕方30分はブログを書く

 

 

 

『自分の時間 -1日24時間でどう生きるか-』を読むことで、明日からの計画を立てることができた。

1200円+税の価値はあったと言える。本をただ読んで終わらずに行動に移せるのが最近の私のいいところだ。成長したな!